こんにちは。さて、知り合った当初の印象の割に、意外に


も今でも関係が続いている友人に共通することの1つは、


A君に代表されるように、自分にないものを持っているこ


とです。知り合った当時はあまりよくわからないのです


が、付き合っていくうちにだんだん気付かされ、いつ


間に長い付き合いになっていることがあるのです。





必ずしもそれが長所とは限らないのですが、意外と欠点、


というと失礼かもしれませんが、そういう一面の方がイン


パクトがあったりします。ただその場合、そういう一面が


あることがわかって以来、疎遠になるケースもあります。






そして、実はもう1つ共通点があります。それは、「友人


の友人」だということです。むしろ、紹介してくれた友人


とよりも続いているケースも多いのです。A君もそうです


し、以前ご紹介した、香港人のIさんもそうです。





もちろん、友人の友人ということで、たとえ話していて


が合ったとしても、その場でお互いの「共通の友人」を


しおいて盛り上がるわけにもいかず、最初のうちは遠慮


がちなだけかもしれません。でも、「共通の友人がいる」


という「共通点」があるので、そのことに対する、ある種


の安心感がお互いにあるのかもしれません。





ですから、たとえ最初のうちは、共通の友人との付き合い


の長さや深さの差がどうしてもでてしまい、あまり印象に


残らなかったり、その後の関係に発展するまでに時間がか


かったりしても、それがもとで疎遠になったりはしないか


もしれません。・・・というか、もともとが共通の友人


あっての親しさですから、これ以上疎遠になりようがない


のです。そのため、たまたま共通の友人抜きで会う機会が


あった時などは、お互い遠慮なくいろいろ話せることか


ら、一気に関係が深まり、そのまま続いたりするのです。





何だかわかるような不思議のような、複雑な気持ちです


が、友人の友人と友人関係が続くことが多い理由を、あえ


て言葉で表現するなら、こんな感じだと思います。ちなみ


に、今の妻と知り合う前に付き合っていた彼女は、前出の


A君の友人(男)の友人です。つまり、私にとって は、


「友人の友人の友人」ということになります。ただし、


A君以外とは疎遠になってしまいました。