ティラノザウルス以前の王者、巨大恐竜「シアッチ」発見ビックリマーク


北米で、巨大肉食恐竜「シアッチ・ミーケロルム」の化石が発見された。

当時の食物連鎖の頂点に立つ存在であり、共存していたティラノザウルスの祖先はジャッカルのような「雑魚」にすぎなかったというのですね。


古生物学者が米国のユタ州で、何百万年にもわたって世界を支配した巨大肉食恐竜を発見、「シアッチ・ミーケロルム(Siats meekerorum)」と名づけた。


地元先住民の神話に出てくる人食い怪物にちなんだ命名なのだそうです。

神話ではなくなってしまいますね。にひひ


 

シアッチ・ミーケロルムは、巨大肉食動物であるカルカロドントサウルスの1種名のです。

カルカロドントサウルス属には、これまでに発見された最大の捕食性恐竜の一部が含まれるそうです。

 

「この大きさの捕食者が北米で発見されるのは63年ぶりだそうですね。

丘陵の斜面からこの巨獣の骨が突き出しているのを見てわれわれがどれほど興奮したか、皆さんは想像できないだろう」と、今回の発見に関する論文の主執筆者であるリンゼイ・ザノは語っています。


この論文は、『Nature Communications』誌に発表されました。


 

発見された骨には、全長9m、体重4t以上とみられる個体の脊椎と下肢骨が含まれていた。

これはまだ若い個体であり、成体であれば、その大きさは、北米でこれまでに発見されたなかで2番目に大きい捕食者であるアクロカントサウルスに匹敵したと思われるという。



もちろん、最大の捕食者は、約3,000万年後(約6,850万から約6,550万年前)に現れたティラノサウルス・レックスですね


だが、シアッチ・ミーケロルムは長年にわたって、T・レックスの祖先に身の程をわきまえさせていたらしいのですよ。


カルカロドントサウルス属が姿を消し初めて、T・レックスが食物連鎖の頂点に立つことができたのです。

 

「T・レックスがシアッチ・ミーケロルムと同時代に存在していたとしても、シアッチ・ミーケロルムにとっては、小物のうるさい邪魔者にすぎなかっただろう。ライオンの獲物を奪うジャッカルのような存在だ。T・レックスが進化する準備が整ったのは、カルカロドントサウルス属が姿を消したあとだ」と語っています。


それほど最強の恐竜と言うことでしょうね。

 


※後に体重7tあまりの大型恐竜に進化するT・レックスも、シアッチが生きていた9,800万年前の時点ではシアッチよりも小型だったことがわかっているそうです。

カルカロドントサウルスの歯は新鮮な肉のみを食べていた捕食者のものだが、ティラノサウルスの歯は獲物の骨まで砕くことのできる腐肉食者(スカベンジャー)のものだとされています


チーム世田谷のやっちゃん 好き勝手なテキトー・気ままな、ダラックマ・ブログ



新種?よろい竜化石発見 中国で、福井・恐竜博物館

福井県立恐竜博物館(同県勝山市)は25日、姉妹提携を結んでいる中国浙江自然博物館と共同で発掘調査作業を進めていた中国浙江省麗水市で、アンキロサウルス科のよろい竜の化石を見つけたと発表した。

 

恐竜博物館によると、これまで発見されていない新種の可能性が高い。

頭部やあばら骨、大腿部の化石が見つかっており、今後、クリーニングを進めて詳しく調べる。

 


工業団地の造成予定地で、浙江自然博物館と3月から4月にかけて調査。

白亜紀後期(約1億~6600万年前)の地層から3体分を発見した。

 

よろい竜は草食で、骨でできた装甲を持つのが特徴。


見つかった化石は尾の突起物が縦約40センチ、横約45センチあり、全長7~8メートルとみられる。

アジアでは最も南での発見といい、恐竜博物館の東洋一特別館長は「全身の様子が分かる。生息範囲の研究にも貢献するのではないか」と話している。

 

恐竜博物館ではレプリカを28日から公開する。


チーム世田谷のやっちゃん 好き勝手なテキトー・気ままな、ダラックマ・ブログ

ペタしてね

         読者登録してね

                    アメンバー募集中

                              フォローしてね



にほんブログ村