2012年のビール類総出荷量は、前年比1・0%減の4億3811万ケース(1ケース=大瓶20本換算)となり、8年連続で減少したことがわかりました。
若者らのビール離れに加え、家計の節約志向の強まりも響いたということらしいです。
種類別では、ビールが0・3%減の2億2044万ケースで、全体の50・3%を占めた。
低価格が人気の第3のビールは、1・1%増の1億5501万ケースとなり、全体に占める割合も0・7ポイント増の35・4%だった。
メーカー別のシェア(市場占有率)は、アサヒビールが37・5%(前年比0・4ポイント低下)で、3年連続の首位を確保した。
次いでキリンは35・6%(同0・6ポイント低下)、サントリー酒類は14・2%(同0・9ポイント上昇)、サッポロビールは11・8%(同0・2ポイント上昇)となった。
ブランド別では、アサヒのビール「スーパードライ」が0・3%増の1億880万ケースで首位だった。