2016.12.24 さくらちゃんとお別れの日 | 9トリソミー さくらちゃん☆世界でもわずか約30症例の稀な染色体異常☆

9トリソミー さくらちゃん☆世界でもわずか約30症例の稀な染色体異常☆

4歳半の長女ぺーちゃんと、9トリソミーの次女さくらちゃん、、そして10歳のミニチュアダックスの愛犬を持つパパとママ。
さくらちゃんの妊娠中からの記録

クリスマスイブ

さくらちゃんとのお別れの会は14時から。

午前中だけ仕事が入っていたので
私の両親にぺーちゃんとさくらちゃんをみててもらって行かせてもらいました。

この数日、両親には朝早くから来てもらってて
疲れていないか心配でしたが
助かりました。


仕事を済ませ自宅へ戻り
13時ごろさくらちゃんを連れて会場へ向かいました。

両親、いとこ、姉、叔母ちゃん、友達
もうみんな来てくれていました。

さくらちゃんをみんなに見てもらう最後の時間です。
みんなが泣いていました。
いつも笑っているみんなが泣いている雰囲気に
驚いたのか
ぺーちゃんも大号泣で、私から離れませんでした。

さくらちゃんはみんなに抱っこしてもらい
今にも動き出しそう。
声を出しそうでした。

本当にこれでお別れなんや…と思うと
さくらちゃんが愛おしくて離したくない気持ちになっていました。
パパも同じだったでしょうね。

あっとゆう間に納棺の時間が来てしまいました。


小さいさくらちゃんには
大きすぎる棺でしたが、
子供用のピンクのものを用意してくれていました。

最後はパパと私でそーっと寝かせてあげました。

みんなの手でお花を沢山入れてあげました。

ぺーちゃんも
折り紙で折ったハートを入れてあげていました。
ぺーちゃん、ありがとう。
優しいお姉ちゃんやったね。


もう開けることのない扉を閉めて
寝台車に乗せてあげました。


火葬場までの寝台車には
私とぺーちゃんが同乗しました。
ぺーちゃんが
『コレあとから開けるん?』と棺を触っています。
『もう開けれないよ。』
『さくらちゃんどこ行くん?』
『天国やで。』
『今からみんなで行くん?』
『さくらちゃんだけ、ちょっと早く行くねん。』
火葬場に着くと
『ここが天国なん?』とぺーちゃん。
『うーん、、天国の入り口みたいなもんかな…』
と会話し、車を降りました。

骨上げまでの時間、
みんなで喫茶店で過ごしました。

なんかすごく疲れていた。
そしてとんでもなく胃が痛かった。
あまりしゃべれなかった。

1時間と少し過ぎて
骨上げの時間になり
さくらちゃんの元に行きました。

驚くほど小さくなってた。

みんなで大事に大事に拾い、
小さく可愛いピンクの骨壷に
全部入れました。

本当にお別れ。

だけど、
葬儀をする前と後では気持ちが変わった気がします。

お葬式は、悲しい時間かもしれない…
でもちゃんと、みんなでお別れをする時間なんだ。と感じました。


皆さんにお礼をし
小さくなったさくらちゃんを連れて
自宅に帰りました。

もう18時過ぎ。
外は真っ暗でした。

車を降りて空を見ると
綺麗な満月のそばに、すごくキレイな星がひとつ
輝いていました。

私が、
『さくらちゃん、お空に行ったなぁ。
あの星、さくらちゃんやったりして』と言うと

ぺーちゃんは
『さくらちゃーん』と手を振っていました。


さくらちゃん、、
お空ではいっぱい走って
いっぱい食べて楽しく過ごしてね。

ありがとう🌸🌸