「太陽羽透かしてみれば
 命ギラギラ溢れそうさ」



BUCK-TICKは、2009年2月11日(水・祝)の18:00から、
音楽情報番組『Wednesday J-pop TV Show』に出演。
貴重なメンバー5名が、並んでトークをする姿が、全国ネットに流れただけでなく、
地上波の『MUSIC JAPAN』では、やや、短すぎるテレビ・ヴァージョンにアレンジされた
最新シングルの「GALAXY」が、『Wednesday J-pop TV Show』では、
フル・ヴァージョンでパフォーマンスされた。

「ぼくらはみんないきている」

ここところのBUCK-TICKの動向は嬉しい限りである。

2008年末リリースのシングル「HEAVEN」を皮切りに、
2009年を明けて1月14日には、待望の「GALAXY」がリリースされ、
日本中に20周年のコーナーを廻ったベテラン・カルト・バンド“BUCK-TICK”の姿が、
日本の不況に喘ぐ、ミュージック・シーンに“喝”を入れる。

しかも、ヒットチャートでも14年ぶりに「HEAVEN」「GALAXY」の先行シングルが、
連続ベストテン入りを果たすなど、まさしく猛威を奮っている彼らが、
前作『天使のリボルバー』から一年五ヶ月の時を経て、最新アルバム『memento mori』をリリースに至る。
その様は、彼らの自信に満ち溢れた作品への想いが、このタイトルとリンクを見せる。

“memento mori”

「忘れるな。死はかならず訪れる」

そして、

「ぼくらはみんないきている」

このタイトルを聞いた後に、「GALAXY」も「HEAVEN」も、
また、深い造詣を感じさせる展開になった。

アルバム『memento mori』は、オープニングの「真っ赤な夜-Bloody-」から
ギア全開で視覚を刺激しまくるもフルヴォリュームも15曲すべてを聴き終えた後には、
不思議と安堵にも似た心地よさが体中を包み込む。

それは彼らが【死】をテーマに置きつつも、だからこそより鮮やかに【生】
――生きることの意味をもたらしているからなのもかもしれない。

それをアルバムタイトルの由来と意味を訊かれた今井寿は、
各所で、丁寧にアナウンスして廻っていた姿が印象的ですらあった。


「濡れている羽震わせて
 命キラキラ踊りながら」



彼らにとって、それまでの21年間の短くないキャリアの中で、
この“memento mori”を示唆するような「死生観」が、
どのアルバムの根底にも流れていたことは、紛れもない事実だ。

各メディアを通じてレコ評でも、
「BUCK-TICKにしかできない“ポップ”。限りなくロックだ」
と絶賛を期した先行シングル「GALAXY」について、
前作のアルバム『天使のリボルバー』で聴くことの出来た
5人の創り出すバンド・アンサンブルを生かしたサウンドへの回帰とそして未だかつてない開放感。

はじめ収録予定のなかったシングルのカップリング楽曲「真っ赤な夜-Bloody-」から
勢いよくスタートし、セカンドラインのリズムに導かれるBUCK-TICKらしいグラムナンバーで、
“ロケン”の咆哮をリアルに切り取った「Les Enfants Terribles」への展開。
そして3曲目にセットされたシングルナンバー「GALAXY」!
これで、この3曲だけで、勝負は、完全に決まってしまった。
そのシングル「GALAXY」に象徴されるような──いや、音楽性も含め、
より【死】とその周りを包み込む【生】への拡大解釈したかのようなアルバム『memento mori』。

圧倒的なBUCK-TICKの勝利である。


「天の水辺羽遊ばせて
 命ゆめゆめ踊れBABY」



ジャパニーズ歌謡を象徴するヴィヴィットな「アンブレラ」でアルバムはつづく。
唯一無二の荒野が広がる大地、櫻井敦司お気に入りの「Coyote」。
タイトルナンバー「Memento mori」は斬新な琉球音階を取り入れたアッパー系ダンス・チューン。
その後は、怒涛のBTロック・アンサンブルが炸裂しまくる。
全15曲。
多種多様な音楽性を取り入れつつ、一切の妥協は感じられない。
天下無敵の完成度と言えよう。

そしてこのアルバムのどのナンバーをピック・アップしても、
BUCK-TICKがこのキャリアで培ってきた真っ赤な血液が隅々まで行き渡っている。

「どこを切ってもBUCK-TICK」ないわば「BUCK-TICKアメ状態」なアルバムだ。


「さあ目覚めだ さあ飛びたて
 さあゆっくり ほら」



BUCK-TICKというバンドの強力なポップ、メロディアス=軽い、という図式と、
暗黒世界から魅惑的に誘惑するダークな空気感、という宿命を
いともたやすく融合しているところにあるサウンドだ。

時代錯誤のようなキャッチーなメロディの裏で流れている、
ヘヴィ・メタルも真っ青なディストーションの効いたギターリフや、
凄い角度から切り込んでエッジの効いた鋭角的なフレーズの数々。

──そのセンスが絶妙なBUCK-TICK感を醸し出している。



「さあ夜明けだ さあ羽ばたけ
 さあゆっくり ほら」




その表現装置としての【愛】は、
このニューアルバムのタイトルソング「Memento mori」の歌詞にあるように、
生きることを【愛】と【死】の結晶として時間を切り取っていくことこそが、
BUCK-TICKというバンドの使命=存在理由であったかのような・・・、
そんな結論めいたモノを目の前に、バンッ!と突き付けられたような・・・、
そんな衝撃を伴って胸に迫るのだ。

このアルバムを恐らく冷静に聴くことは不可能であろう。

これは僕の私見であるが、人間の行動の上位に立つ“情動”“感情”が、
あまりにも、リアルにシェイプされていて、ショックが強すぎる。

よって論理的な視点など、ほとんど意味をなさない。

これが「感動」という言葉の由来であるのなら、
きっと、そういうことなのだろう。

・・・僕の視点など、もう、いい・・・。


「悲しい予感する夜は

 闇夜を走れ 走れ」



日本屈指の否、今や世界屈指の個性的世界観を持つカリスマ・ヴォーカリスト櫻井敦司と
BUCK-TICKサウンドの要を担うメインコンポーザーの今井寿が、
この“情動”そのものとも言えるアルバム『memento mori』について語っている。



$【ROMANCE】



――まずは先日の武道館ライブについてお話頂きたいんですけど、今年はいかがでしたか?

今井「楽しかったですよ。
テーマとかコンセプトみたいなものは決めずに、
いいモノ(作品)を作ろうって」

――早速ニューアルバムを聴かせて頂いたんですけど、素晴らしいアルバムになりましたね。
前回の『天使のリボルバー』のリリース時もお話を頂きましたが、
その時点からどんな経緯で本作品に向かわれていったんですか?

今井「あまり、テーマとかコンセプトみたいなものは決めずに、
いいモノ(作品)を作ろうって……まぁ、当たり前のことなんですけど。
漠然とポップでキャッチーな──あまり間口を狭めたり、縛りをつくらないで、
「どこに着地するか」っていうところもやりながら決めるくらいの感じで
──基本は、バンドの音っていうところから始まっていって、
発想というか作り方も凄くシンプルだったんですけど。」

――はい。それは如実に表れていると思います。
シンプルな作り方というところを、具体的に伺ってもいいですか。

今井「それはもう……歌が中心であるというところと、
そこに弦楽器があって、リズム──ドラムがあって、
ちょっとエレクトロニクスなものとかノイズが入っていたりっていうところで
・・・全体が塊として出てくるっていうところですかね。」

――なるほど。
それは『天使のリボルバー』という作品をリリースされてから見えてきた部分ですか?

今井「うーん……それは勿論──アレがあったから次があるはずなんですけど、
前作は、そこでもう割と──着地するところは決まってたし、テーマも縛りがあったんで。
今回はそれを緩くしたというか、無くした感じですかね。」

――詮無いことだとは思うのですが、制作されている中で着地点が見えるようになったのはどのあたりですか?

今井「──それは……感覚だけでしかないというか。
(ちょっと考えて)混沌としていると言えば、混沌としているかも。」

――今回の、この「開かれた作品」をBUCK-TICKが、
今、リリースするということに、僕は意義深さを感じたりもするのですが。

今井「そう、何か、その方が新しい気がするんですよね、何となく。
自分の周りというか、自分の中ではそういうところに刺激的なものを感じるし。」

――とはいえ、BUCK-TICKというバンドの、言ってみれば特性じゃないですけども、
ポピュラリティー、メロディーは必ず根底にあるものですもんね。

今井「はい(頷く)。」

――それが今、こういう形で出てきてるっていうところで意義深いですね。
更にアルバムタイトルが『memento mori』・・・いいなぁと思います。

今井「はい(笑)。」

――何かモチーフはあったんですか?

今井「この言葉を知ったのは、
自分の持ってるオブジェのタイトルが『memento mori』っていうタイトルで、
そこから興味が出てきたというか。
よくあるフレーズではあるんだけど、意味っていうのを詳しく知らなかったんで、
調べてみたら、興味が出るというか、
「自分達の根底にあるものに通ずるな」っていうのがあったんで。
あとは言葉のリズムというか語感の面白さがあったから、
タイトルにしたら面白いんじゃないかなって。」

――僕も知っている言葉ではあったんですが、
改めてその言葉を調べてみると“死を想え”とか、
ネガティブな意味で捉えられがちな気もするんですけど。
でも実は逆に……。

今井「違いますよね。そこが凄く何かピッタリきたから。」

――分かる気がします。
最初にシングルとして切られた曲が、まさにアルバムの一曲目と最後の曲にきているんですが、
意図するところはあったんですか?

今井「全然(笑)。シングルを2枚出して、曲も出揃って、曲順を決めるっていう時に、
色んな人のアイディアがありつつ、混ぜたらああいう感じになった。」

――勢いある始まり方でカッコイイですよね。

今井「まさか──シングルのカップリングから始まるとは思わなかったけど(笑)。」

――それはそうかも知れませんね(笑)。
いま、経緯を伺うと納得できるんですが、
先にシングルが出てると意味深な事があるのではないか、と勘ぐりました(笑)。

今井「いや、それが面白いかなと思って(微笑)。」

――でもミックスが若干違いますよね。ちょっとハードなテイストで。

今井「ハイ、カップリングとは変えてあります。」

――「Les Enfants Terribles」とか「勝手にしやがれ」など、
フランス映画がモチーフだったりするんですか?

今井「「Les Enfants Terribles」はジャン・コクトーからというか、そのまんまなんですけど。
内容とかも──別に関係無いですね。
その時、詞を書いていた感情とか──空気感が、そんな感じだったと思います。」

――更に表題曲の「Memento mori」は、タイトルの先入観で想像していて、
いざ楽曲を聴いてみると琉球音階を取り入れていたり、と斬新ですね。

今井「もともと沖縄の音階が好きで、何か機会があったらというか、
“うまくハマる曲があったら使ってみたいな”っていうのがあって。
ま……流れで。」

――さきほど仰った「縛りを無くして」っていうのは、こういうのを含めてですよね。

今井「そうですね。」

――さらに、「スズメバチ」は禁断のギターリフが……(笑)。

今井「あぁ(笑)。「リフといったらコレ!」っていう感じでいいんじゃないでしょうか(笑)。」

――そもそもの楽曲自体にリフを乗せていった感じでしょうか?

今井「色んな角度からやっていたら、このリフがのっかっていっちゃったっていう感じですね。」

――アルバムとして曲を並べて、感じられることってありますか?

今井「曲数が多いんで、ダラダラせずに聴いて貰えたらいいと思います。」

――開放感のせいか、ずっと聴いていて、気が付くと後半だったり、非常に心地いい作品ですよね?
制作プロジェクトとしてディレクターの田中さんだったり、
BUCK-TICK初期のメンバーが集結しているっていうイメージですが。

今井「戻ったっていう感じはあんまり無いですね。
あくまで、「『天使のリボルバー』の次のアルバム」っていう姿勢で作ったアルバムです。」

――はい。そういえば、昨日NHKの『MUSIC JAPAN』に出演されているのを拝見しました。

今井「「GALAXY」?」

――そうです。やっぱり電波に乗ってBUCK-TICKの音楽が聴こえてくるっていうのは高揚しました。

今井「でも、物凄く短いバージョンでしたよね(笑)?」

――確かに(笑)。テレビサイズでしたね。
…何となく、世の中が殺伐としている中で、
このような開放感のある作品がリリースされるというのは、救いを感じたりします
…そういうことを感じ取られて、という部分もありますか。

今井「そうですね……色々、感じてたからこうなったんだとは思いますけど──多分。」


死を想うからこそ大事なものが見えてくる


――個人的には「Coyote」が好きです。
前回『天使のリボルバー』は
「わかりやすい言葉を選んで歌詞を書いていった」というお話を頂いたんですけど、
非常に櫻井さんの歌詞はわかりやすいけれど、世界観がしっかりと踏襲されていて
…円熟味を感じます。

櫻井「ありがとうございます。
「Coyote」は、僕も曲を聴いた時、“好きな曲だな”って思って、
第一印象で音が重なっていって、色んな情景が思い浮かべられるんですけど、
それを具体的な言葉にしていったら──テーマとして「memento mori」っていう
大きなアルバムタイトルが決まりつつあった時でもあって、
プラス、今井の仮のデモテープの段階でこの曲のタイトルは「Coyote」だったんですよ。
それを軸にやっていって、
結果的に、いつもは内容が変わったらタイトルを変えていく感じだったんですけど、
今回はあえて、象徴的なモノを軸にしたままできましたね。」

――なるほど。「GALAXY」の歌詞も素晴らしいですね。

櫻井「ありがとうございます。
シングルになるであろうと思って言葉を選んでいったんですけど、
取り立てて飛び道具的な、自由な一曲っていうんじゃなくて、
色んな人が聴いてすぐわかるような──メロディーもそうなので、
それにのせて“何を言ってるんだろう”“何を歌ってるんだろう”っていうよりは、
メロディーと一緒に言葉がすぐ入ってくような
──その中でも表と裏をコントラストをつけるっていう作業をしました。」

――それは全体にも言えることなんでしょうか。
例えば、明るい方が「HEAVEN」っていうことですか?

櫻井「一曲の中にコントラストをつけて奥行きを出すようにしてます。
例えば、マイナスのイメージの出来事だったりがあって、
光の方も一段と輝いて見える
──戦争とかの悲劇を希望として“いつかは終わるだろう”っていう言葉を入れていったり。」

――なるほど。「HEAVEN」の歌詞も素晴らしいですよね。

櫻井「さっき言ったように、“memento mori”ってマイナスの意味に捉えがちかもしれないですけど、
さっき仰ったように、死を想うからこそ大事なものが見えてくるっていう、
そういう意味ではシングル2枚はもっと具体化・具現化する感じにしていきましたね。」

――なるほど。「セレナーデ」は面白いモチーフでしたね、シャンソンが。

今井「そういうフォーマットはあるのかもしれないですけど、それが何かはわからないです。
まぁ“上手く出来たポップスかな”とは思うんですけど。」

――今井さんの曲で言うと、「天使は誰だ」が好きです。
頭の部分の歌詞はジョン・レノンの事ですよね。
「ライ麦畑」とか──ここであえて「リボルバー」っていう言葉が出てきたのは
“面白いな”と思ったんですけど。

今井「書いてるうちに……何か普通に出てきた(笑)。」

――なるほど(笑)。
本当にBUCK-TICKにしかできないポップな、そしてカッティング・エッジなアルバムだと思います。
しっかりメロディがあって、アンサンブルがあって。
比較的、今、新しいとされているものはそれほどメロディが重視されてない感もあったので、
非常に新鮮でした。オーセンティックなことだとは思うのですが。

今井「確かにそうですね。」

――それこそ、歌詞とメロディーがあいまって世界を創っていくっていう方法論が
稀少な感じになってきていると思うんですけど。

今井「それは確かに感じます。」

――そもそも、BUCK-TICKはそういうところからスタートされていると思うんですけど、
ここで円熟したアンサンブルをガツンと前面に出したというのは、
アンチ・テーゼ的な──ご本人は意識されていないかも知れませんが。
新しいものとか聴かれたりしますか?

今井「前ほど、新しいものが自分に引っかかってこないっていうのと、
あとは尖ってるものを取り入れるっていうのが──変な言い方だけど、
それが古いような感触がして。そういうところでシンプルな姿勢というか、
それこそ歌モノじゃないですけど、ガッツリいいものっていうのに惹かれるかな。」

――さっきからメロディーと歌詞に重きを置いてお話をしていますけれど、
バンドのアンサンブルや、音の抜き差しに関しても、シンプルな故の難しさというか。

今井「それもシンプルなところがあるから、
アンサンブルっていうものが強く出るんだと思うんですけど。」

――よそから持ってきたものではなくて、
BUCK-TICKを俯瞰で見て中から出てきたものでもあるってことですね。

今井「そう、それはもう、そうですよね。」

――このアルバムがリリースになり、ツアーがスタートしますね。充実したライブになりそうですね。

今井「曲数が多いから──リハーサルが楽しみです(笑)。」

――先日の武道館もシングル曲を演奏されていましたが、生で聴いてみたいです。
今はツアーに向けてはどんな段階ですか?

今井「今はまだ、個人それぞれの準備段階ですね。」

――アルバム発売日に某所でシークレット・ライブがあり、
そこからスタートなわけですが、何か読者に向けて仰りたいことはありますか?」

今井「ツアーは是非、体験してもらいたいです。」


Interview & Text: 林 拓一朗





「君はもう飛べる

 何処だって行ける」



さあ行こう!この広大な銀河へ!


新しい旅に出よう!



$【ROMANCE】
$【ROMANCE】


GALAXY (4:19)
(作詞:櫻井敦司 作曲:今井寿 編曲:BUCK-TICK)


君のその胸 ハートマーク踊る

濡れている羽震わせて 命キラキラ踊りながら

さあ目覚めだ さあ飛びたて さあゆっくり ほら


君のその胸 ピースマーク描く

太陽羽透かしてみれば 命ギラギラ溢れそうさ

さあ目覚めだ さあ飛びたて さあゆっくり ほら


君はもう飛べる 何処だって行ける

天の水辺羽遊ばせて 命ゆめゆめ踊れBABY

さあ夜明けだ さあ羽ばたけ さあゆっくり ほら


悲しい予感する夜は 闇夜を走れ 走れ

真夜中 君は夢見て泣いている とても綺麗な夢をみた

真夜中 君は夢見て震えてる 何も悲しい事は無い


君のその胸 ハートマーク踊る

濡れている羽震わせて 命キラキラ踊りながら

さあ目覚めだ さあ飛びたて さあゆっくり ほら


悲しい予感など無いさ 僕は嘘をついた

真夜中


真夜中 君は夢見て泣いている とても綺麗な夢を見た

真夜中 君は夢見て震えてる 何も悲しい事は無い

真夜中 君は夢見て泣いている とても綺麗な夢を見た

真夜中 君は夢見て・・

$【ROMANCE】
$【ROMANCE】