2000年 9月26日 放映のTVK音楽情報番組『ミュージッククリーク』に、
櫻井敦司、樋口“U-TA”豊の2名にて出演時の映像は前回の続き。

二人に新作アルバム『ONE LIFE,ONE DEATH』について質問で、
ジャケットのデザインについて櫻井敦司が語っている。
モチーフが、“カーニバル”であり、この「GLAMOROUS」から始まる一連の活動を、
このサカグチケンというデザイナーがコラージュしている様子で、
“統一感”を持った展開となっている。

まさに、日本の“デジロック”の本格アルバムとなる『ONE LIFE,ONE DEATH』には、
ぴったりのカオスが描かれていると言える。
しかも『SEXY STREAM LINER』のようなダークタッチではなく、
モロにアッパーなテクノ・トランス・そしてデジロックの絶妙な融合がここに再現されていて、
初っ端からハイスピードなトランス・ロックを炸裂させる「Baby, I want you」、
奇抜な歌詞と挑発的な今井寿のボイスが鳥肌ものの「CHECK UP」、
またまた今井寿と櫻井敦司のツインヴォーカルによるスピーディーな「細胞具ドリー:ソラミミ:PHANTOM」など
息もつかせぬ楽曲群が次々に飛び出してきて、前作『SEXY STREAM LINER』の陰鬱さが嘘のようだ。

まるで触ると感電しそうなぐらいにデジタル・ロックしている本作を象徴するデザインとなった。

新作アルバムをひっさげてのライヴツアー【PHANTOM TOUR】が、
アルバム発売の翌日9月21日 市川市文化会館からスタートしているが、
新譜が出たばかりとあってファン達にも「ちょっと戸惑いがあった」と
櫻井敦司が語っている。

また、同アルバムのレコーディング中に流行ったのは、
「“ゴルフ・ゲーム”」と樋口“U-TA”豊が語っているが、
ゲーム・フリークの彼らしいコメントであった。


長めのオフ中も、“とことん酒”という櫻井敦司。

「充電というよりも、“放電”していた」
と自嘲的にいう櫻井敦司も彼らしい。

締めの言葉は

「TVの前のよい子のみんな、ライヴ、遊びに来て下さい」