スペシャルライヴ『Climax Together』アンコール開始より
「ICONOCLASM」「SEXUAL XXXXX!」「スピード」「JUST ONE MORE KISS」と
怒涛のBUCK-TICKヒットソングの連続であったが、
真のラストは、1992年3月14日から開始した【殺シノ調べ This is NOT Greatest Tour】でも
フィナーレを飾っていた定例となる最強のコンピレーションが炸裂する。

「...IN HEAVEN...」が始まるともう時間が残り少ないと認識する観衆も、
凄い勢いでラストスパートの合唱体制に入る。

「I can't do!! I can't do!! I can't do!!
この胸を!!!!! 」

これが、BTファンの凄いところだと思うのだが、
バンドとの呼吸を大切にしているのが良く分る。
世界観やムードを大切にする楽曲では、両手を合わせて見守るかのように聴き入る。
かたや、ハイペース楽曲に転換すると“狂気”混じりで盛り上がる。
緩急をつけるバンドもバンドだが、オーディエンスも素晴らしいと心から思う。

やはりライヴはアーティストだけでも、オーディエンスだけでも成立しないのだ。
その息遣い全てが記録として残っている。
観客席が波を打つようだ。

ジェットヘルに変わり、白いフードを被る今井寿のギターソロが奏でられると、
櫻井敦司はそのフードを剥がす。
顔を出した今井寿はそのままオーディエンスを煽る。煽る。煽る。

そして最期の「MOONLIGHT」へ一気だ。

まさに、当時、最狂のコンピレーションだ。





...IN HEAVEN...
 (作詞:櫻井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)


I Believe 白い素肌に 誘われた胸元 ときめき感じた
Memory 傷は深まり しなやかな細い指 忘れ得ぬ人

I want! I love you in heaven
誰も皆 見失う

Tell me now 誤ちなのか?永遠(とわ)の眠り神々のもとへ。。。
Suicide 全て消えゆく 鮮やかさそのまま裏切れたらいい

*I want! I love you in heaven
誰も皆 見矢う
I want! I kiss you in heaven
揺れながら 舞い上がれ
I can't do. I can't do. I can't do.
この胸を
I can't stay. I can't stay. I can't stay.
切り裂かれ
I can't do. I can't do. I can't do.
遠ざかる
I can't stay. I can't stay. I can't stay.
もう二度と。。。

*I want! I love you in heaven
誰も皆 見矢う
I want! I kiss you in heaven
揺れながら 舞い上がれ
I can't do. I can't do. I can't do.
この胸を
I can't stay. I can't stay. I can't stay.
切り裂かれ
I can't do. I can't do. I can't do.
遠ざかる
I can't stay. I can't stay. I can't stay.