「MISTY BLUE」。
アルバム『悪の華』の中でもっとも妖艶な魅力を放つ楽曲だ。
作詞を担当した櫻井敦司によると、懐かしいというか、古めかしい感じが昔の歌謡曲みたいで
本人も気に入っているようだ。
「MISTY BLUEって女の名前。
で、主人公の男が2人で踊った頃の事を、一人で酒を飲みながら思い出してるっていう感じ」
との事で、アダルトな雰囲気が櫻井敦司にぴったりだ。
そしてこの楽曲を唄う櫻井は驚異的に美しく、
まるで、彼がMISTY BLUE本人であるかのようだ。
今井寿は
「ダークでミステリアスな…ドロドロッとした感じの曲」
と感想を述べている。
しかし、元はもっとイキのいい楽曲だったそうだが、
自宅で考え直し、リフで展開していく楽曲が欲しかった事もあり、現在の形になったとされる。
ジャジーなウマヘタ風のギターソロもイカしている。
星野英彦のコーラスがアンニュイだ。
これはNTV系の番組で公開された映像であるが、ヴィデオ・クリップ顔負けの演出が施されており、
この楽曲のベスト・テイクといって過言ではない。
MISTY BLUE
作詞:桜井敦司/作曲:今井寿/編曲:BUCK-TICK
MISTY BLUE 妖しくすべらせた
MISTY BLUE 指先にすべてを
Let's dance oh~ もつれたまま
It's like a paradiso oh~ 見つめたまま
Just in blue 感じていたいのさ
Just in blue 腰つきに世界を
Let's dance oh~ 流れるまま
It's like Poruno graph oh~ 動かぬまま
(La~) 爪の先にロマンス Oh~ すぐに消えた
(La~) 夜は恋狂うけど Oh~ 誰もいない
MISTY BLUE Do you remember our last dance?
MISTY BLUE Do you remember our "shadow dance?"
Let's dance oh~ Do you believe me?
It's like a paradiso oh~ Do you believe me?
(La~la~) 爪の先にロマンス Oh~ すぐに消えた
(La~la~) 夜は恋狂うけど Oh~ 誰もいない
(La~la~) 爪の先にロマンス Oh~ すぐに消えた
(La~la~) 夜は恋狂うけど Oh~ 誰もいない
爪先にはそっとロマンス 抱きしめれば
きっと幻ずっとこのまま そしてすぐに消えた
恋狂えば胸切なく 落ちてしまえば
夢幻いっそこのまま そして誰もいない
