1988年が始まり
1月19日 日本武道館2DAYS
1月20日 日本武道館2DAYS
つづいて
3月22日 【TABOO TOUR】が立川市民会館から開始された。
ツアーともに技術的な進歩も見られていたし、
メジャー・デビュー当初のようなルックスだけのアイドル的扱いや、
奇抜なファッション(特に逆立った髪型)だけをトピックにするマスコミや取り巻き
からの脱却を図る『TABOO』のコンセプトは、BUCK-TICKが始めて音楽的に認知を受けるきっかけとなる。
同時に「なめるなよ」とばかりに発せられる不良性が、
アーティストとしてのバンドのアイデンティティが表現され始めていた。
【TABOO TOUR】
03月22日 立川市民会館
03月29日 山梨県民文化会館
04月01日 茨城県民文化センター
04月04日 鹿児島市民文化ホール
04月06日 熊本市民会館
04月07日 福岡市民会館
04月10日 長野市民会館
04月12日 浜松市民会館
04月13日 名古屋市民会館
04月16日 広島郵便貯金会館
04月17日 倉敷市民会館
04月18日 愛媛県民文化会館
04月20日 高知県文化ホール
ライヴ・ツアーを進める内にすべてが加速度的に進んでいて、
逆にいうと充実の中に出口が見えない状態が進行していたのかも知れない。
同ツアー中の4月21日に武道館ライヴの収録されたヴィデオ『SABBAT Ⅰ・Ⅱ』がリリースされる。
タイトルはゴシックに被れていた櫻井敦司が手がけたとされる自信作である。
実際、これまでの映像作品とは、桁はずれの予算と芸術性の入り混じった作品となった。
彼等の標榜するゴシック・ロックの雰囲気もたっぷりのレベル高いものであった。
同日、バンドのコンポーザーでありギタリストの今井寿が麻薬取締法違反で逮捕される。
これにより、ツアーは中止。
以後半年間、メンバー全員で謹慎に入る。
「天使のざわめき 悪魔のささやき」である。
JUST ONE MORE KISS (5:04)
(作詞:ATSUSHI / 作曲:HISASHI / 編曲:BUCK-TICK)
DREAM & DREAM 胸に刻む
SLOW MOTION 一夜の夢
JUST ONE MORE KISS 横顔はまるで 刹那の美貌
JUST ONE MORE KISS むせ返る香り
薄れゆく意識だけが…
NIGHT & NIGHT 人は踊る
ILLUMINATION やがて眠る
JUST ONE MORE KISS 抱き合えば そこは架空の都
JUST ONE MORE KISS 爪立てた腰は
はかない恋に揺れて…
天使のざわめき 悪魔のささやき 月夜に甘いくちづけ
キラメキは届かない つぶやいた
I WANT YOU TO LOVE ME
I KNOW YOU LOST YOUR HEART もがき続け
トキメキは返らない 愛してる
I WANT YOU TO KILL ME
GOD KNOWS I LOST MY HEART 叫び続け
AH-AH ONE MORE KISS......
JUST ONE MORE KISS 横顔はまるで 刹那の美貌
JUST ONE MORE KISS むせ返る香り
薄れゆく意識だけが…
JUST ONE MORE KISS 抱き合えば そこは架空の都
JUST ONE MORE KISS 爪立てた腰は
はかない恋に揺れて…
天使のざわめき 悪魔のささやき 月夜に甘いくちづけ
キラメキは届かない つぶやいた
I WANT YOU TO LOVE ME
I KNOW YOU LOST YOUR HEART もがき続け
トキメキは返らない 愛してる
I WANT YOU TO KILL ME
GOD KNOWS I LOST MY HEART 叫び続け
