後に桜井自身が作詞において転機となった楽曲であると語っている。
『殺シノ調ベ』の再録ヴァージョンではさらに妖しさが増しており、
DTDライブでの演奏時間は10分近くにも及ぶパフォーマンスを披露した。
オリジナルのヴィデオ・クリップは、女性のヌードも登場し、
バンドのモチーフにエロスという確かなコンセプトが表現されている。
妖艶な楽曲である。




VICTIMS OF LOVE (4:25)
 (作詞:桜井敦司 / 作曲:今井寿 / 編曲:BUCK-TICK)


凍り付く様に今も微笑む 通り過ぎてゆく肌のぬくもり
胸の鼓動が時を数える 溜め息まじりくちづけせがむ

とぎれとぎれかすかに 喘ぐ声を聞く

抱きしめあえば胸はゆらめく 慰めあえばそれは儚く
そっと迷い込んだ時のはざまで 想いは海を赤く色どる

とぎれとぎれかすかに 喘ぐ声を聞く
「・・・離れないで・・・」 花びら 熱く震えてる

からめあう指と指の先に 青くつやめいた傷痕
もつれあう舌を深くうずめ AH-A とろけるほど甘く

とぎれとぎれかすかに 喘ぐ声を聞く
「・・・離れないで・・・」 花びら 熱く震えてる

からめあう指と指の先に 青くつやめいた傷痕
もつれあう舌を深くうずめ AH-A とろけるほど甘く