先日28日、やっとDVD化された映画を観た。

Country Strong カントリー・ストロング

$5感をケリアゲロ!!!

飲酒が原因でリハビリ施設に入っていた元カントリー音楽界のスター、
ケリー(グウィネス・パルトロー)は、
マネージャーであり夫でもあるジェームス(ティム・マッグロウ)、
新人のカントリー歌手ボー(ギャレット・ヘドランド )、
ミスコン出身の新人歌手チャイルズ(レイトン・ミースター)と共に
再起をかけた復活ライブツアーに乗り出す。
順風満帆に見えたツアーだったが、
ライブの裏では人間関係が縺れ合い、
やがて4人の間には不協和音が覆い被さる。

昨年、ジェフ・ブリッジス主演「クレイジー・ハート」の女性版のような作品。

近年、アメリカではカントリーブームだ。
原点回帰というか、古き良き時代への待望論なのか。

ワタクシ、カントリー音楽も大好物なのだ。

日本で劇場公開が見送りになったのが、
非常に残念だったが、
この作品を観て、妙に納得してしまった。

所詮、日本ではカントリー音楽は
全く受け入れ不足なのである。

世界的大スター的カントリーアイドルの
テイラー・スウィフトですら、
出遅れている状態なのだから。

ぶっちゃけ、この作品のストーリーは、
20年後のテイラー・スウィフトが
アルコール依存症&精神安定剤の薬物依存に
陥るようなストーリーだ。

良く言えば、70年代のジャニス・ジョプリン映画「ROSE」の
カントリー版と言ったら判ってもらえるだろうか。

それにしても、脚本があまりにもベタベタだ。

唯一の救いは、グウィネスの歌&挿入歌の数々だろう。

吹き替え無しのマジで唄っているグウィネスの歌声は
素晴らしく巧い。
完全にカントリーの唄い方をマスターしている。

作品自体は、星3つ★★★
グウィネスの歌は、星4つ★★★★

総合で星3つ半★★★☆

あ~暫くカントリーに浸る今日この頃である。。。



Gwyneth Paltrow / Country Strong