先日、名駅方面のゴールド・シルバー劇場へ。

ロシアン・ルーレット

17人の男たちによる100万ドルの賞金を懸けた
ロシアン・ルーレットを描くサスペンス・スリラー。
グルジア出身のゲラ・バブルアニ監督の『13/ザメッティ』をハリウッドでリメイクし、
バブルアニ監督自らが再びメガホンを取る。
『コントロール』のサム・ライリーの他、
ジェイソン・ステイサムやミッキー・ローク
50セント、マイケル・ヘンリーなどハリウッド・スターたちが出演。

予告編を観て「これは絶対観たい!」と思っていた作品。

ネタばれはやめますが、
かなりツッコミどころ満載な脚本だ。

クセのある個性的俳優陣を揃えて、
雰囲気だけは一定のラインを保っているかな。

特に、ゲームの進行役の
マイケル・ヘンリーがイイ。
ランナウェイズの映画でもマネージャー役が
ハマリ役だった。

しかし、話題性の為に起用したであろう
ミッキー・ロークの起用法には、
ちょっと勿体無さを感じてしまった。
去り際が、残念なあっけなさ。。。

ラストのくだりが、
ハッピーエンドじゃない所はイイ。

男臭い硬派な作品は、こうでなくちゃ。

ハリウッドでリメイクした割には、
地味な脚色といった印象だ。

もっと、それぞれキャラクターの
心情を深くえぐって欲しかった。

硬派な男子限定作品かな。

レビュー見ると
酷評されてるけど、
個人的には、そんなに悪くなかった。

上手く説明できない魅力ある原作なんだよ。

『B級の美学』とでも言っておきましょうか。(苦笑)

星3つ★★★
(キャスティングだけなら星5つあげたいです)