近年になって小・中・高校の教員不足が叫ばれている。

 

教員不足は深刻化している?小学校から高校まで教員が不足している原因や解決のための取り組みを解説|資格の学校TAC[タック] (tac-school.co.jp)

 

上記のサイトを要約すると教員不足の理由は

・いじめやモンスターペアレントなどの問題によるイメージ悪化で教員へのなり手が減少

・正規教員が産休や育休を取ることが浸透

・少子化による教員の定員削減

 

それによって非正規教員の採用が多くなっている。単純に考えたら、非正規教員の教育力は正規教員の教育力よりは落ちるだろうから、学校の教育力は劣化していると言えるだろう。

 

非正規教員で賄えない学校は、いる教員に長時間労働してもらう以外に手がない。しかし教員は余分に働いても残業代をもらえない状況だ。19日には国が示した給与増額案について教員達は強い反発を示した。

 

教員の給与増額案 教員ら「撤回していただきたい」 (tv-asahi.co.jp)

 

他にも問題がある。私の母は中学校の教員で、今は再任用の教員をしているが、正規の教員と毎日同じ勤務時間働いているにもかかわらず、給与は正規教員の半分というおかしなことが起こっているのだムキー

 

 

 

これらから、時間外勤務を管理する学年主任の存在と、そもそも時間外勤務をなくすことが必要だと思う。

 

面白いと思った過去の事例があったので参考に。

“心のゆとりができた” 4時半下校? 教師の負担を減らす 現場の模索を紹介 - クローズアップ現代 - NHK

 

 

 

昔のドラマは教員と医師が主人公のドラマが多かった。そのくらい素晴らしい職業と見られていた。しかし、今、理想の教員と現実の教員がだんだんとかけ離れていっている。将来ある子どものことを考えて、国は最良の選択をしてほしい。