9月27日(水)に、東京ビッグサイトであった国際福祉機器展に行ってきた。

 

国際福祉機器展とは? 詳細はこちら→展示会情報 - 国際福祉機器展 (hcr.or.jp)

 
東京ビッグサイトは、あのコミケ(コミックマーケット)の会場としても有名である。
 
 
【国際福祉機器展に行くことになった経緯】

↑東京ビッグサイト正門
 
私が国際福祉機器展に来れたのは、アメブロで出会った『みんなで国際福祉機器展に行こう会』の皆さんのおかげだ。福島県いわき市の作業療法士さん達が中心になって今年、立ち上げている。ブロ友さんのブログにこの会のことが書いてあり、興味を持った私は参加することに決めた。
 
実は、10年以上前から国際福祉機器展のことは知っており行ってみたいとは思っていた。それは「国際福祉機器展に行きませんか?」という勧誘のチラシだったと思うが、そのときは行けなかった。しかし、10年以上の時を経て、その夢を叶えられて感慨深いものがある。
 
 
【行きたいと思っていた理由】
私は18歳のときから右半身麻痺の障害を抱えているので、自分の障害はもうほとんど回復はないと思っていた。しかし、医療機器は日々発展しているので、身体の動きを回復させたり、失った動きをカバーする新たな医療機器が発明されているかもしれない。それをこの目で確かめたかったのだ。
 
 
【私が見た医療機器】
実際に見学してみて、やはり車いすやスロープという障害者にとってメジャーな医療器具についてが多く、私が使ってるような補装具等について扱っているブースは少なかった。
 
ただ、脳梗塞リハビリにおける画期的な製品について、紹介しているブースを会の人が見つけてくれたので、使ってみた。

↑脳梗塞で麻痺してしまった手指をほぐしてくれる「パワーアシストハンド」
 
病院を退院したり、リハビリのケアを終えた人にとって、維持期のリハビリを家で続けていくのは難しい。私も当初は家でもしていたが、改善傾向が見えず、仕事もあってやめてしまった。
 
そんな人にとって、麻痺した手指を簡単に動かせるこの製品は使いやすい。
 
障害が悪化するのを予防する医療機器としていいかもしれない。
 
 
【会場にあった、ダウン症の書家・金澤翔子さんの作品】
理想を言えば、障害者と健常者の「共生」が1番だ。しかし日本の福祉ではまだまだ、障害者を家族と離してコロニー施設に暮らさせるというのは致し方ないのかもしれない。
 
しかし、今回参加した会のコンセプトである、サポートする側も受ける側も「イーブンな関係の集まりにしたい」という考えの理解者がもっと増えれば、共生社会は近づいてくるのかもしれない。
 
 
【東京弾丸旅行を終えて】
↑『みんなで国際福祉機器展に行こう会』の皆さん
 
長州(山口県)の人間が、会津(福島県)の団体さんの中に飛び込んで行き、昔の戊辰戦争のことで嫌われるんじゃないかと思ったが、そんなことはなく、心優しい人達だった。
(実際、山口県の人間は未だに恨まれていて、子どもに結婚を許さない人もいるとか… どんだけひどいことしとるんじゃ!)
 
この日が、いわき市等の皆さんのおかげで印象深い1日となりました。どうもありがとうございました🙇
 
 
ちなみに、山口県から東京都まで新幹線の往復8時間で行ってきたが、東京では6時間も楽しんで22時までには帰宅。駅近くをピンポイントで楽しむなら日帰りもできるな~w