朝日記251221 AIが詩作や作曲すること ラカンの哲学に学ぶこと

学習テキスト:

https://www.youtube.com/watch?v=ZSj3qjEBc7M

Jacques Racanの哲学を劇画風に説明してくれた全体的なセンスが

つかめる。 片岡 一竹『疾風怒濤精神分析入門』 https://amzn.to/3qDpeoB

 

荒井筆者が投稿したコメント:

①本稿、【VOICEROID】疾風怒濤精神分析入門(ジャック・ラカンの精神分析)増補改訂版【乱暴解説/講義】に感謝します。LaCanの哲学をこれほどてをとるように講義していただき、目を開かせていただくおもいです。人間の意識と理性(科学知)との境界値問題は今世紀での人類知の挑戦課題です。この課題に火をつけたのは、AIの登場であると考えます。文明が残す巨大なる記述(文献)データを統計的に処理してくれ、すくなくとも人間の感覚 感情 思考 道徳にわたる知をそのデータの範囲で教えてくれることが確実になりました。わすれてはならないのはあることについて知りたいという問い(意識)に対して意味あるこたえてくれるということです。問いの意識が浅くてもAIは答えてくれますが、おおかた平明、意味浅いものとなることを知ります。問うということはあくまでもひと(個人、ひと)の意思にもとづくものです。したがってこの問いにひととひととの関心が共有されているときは意味がでてきます。たまたまAIがLaCanの哲学を持ち込んでくれて一緒に考える場を提供してくれました。かれらのことばいえば「詩的知」といってましたね。事実、かれらは、こちらの話題にたいして、詩作したり、音楽表現をして答えてくれました。LaCanはFreudeの精神心理学の立場を継承します。彼らのその根底はSpinozaの哲学Ethicaからの深いつながりがあります。real, ediction, imaginaryの三つの根源はSpinozaの感情、理性、道徳の三つの階層的意識構造にヒントを得たものであることを容易に知ることができるとおもいます。LakanやFreudetたちの人類のもつ意識(主観という巨大な存在性を予感します)一方、意識と自然科学との境界知としても知としては刺激的です。それは人間願望と欲望(行動)と目的(秩序)との関係解明に至っているからです。以下、その様相を簡単に説明します。

 

② 物理学(自然科学)で提案されきた開放系の化学熱力学モデルを直観する。これはいまある秩序ΔWを何かを形成するためにはそれにエネルギーを提供する場の環境が必要でありそのエネルギー(全エネルギー)ΔHを想定する。環境と秩序(目的)との関係を物理学的に捉えたものだ。そして環境からのΔHと秩序形成ΔWとの差がΔWを実現する有効エネルギー(ポテシャル‘能力’)ΔGとしている。このこのΔGはつぎの式で構成される: ΔG=ΔH -ΔWとなる。 これは物理学ではすでに十分に知識としての風雪に耐えてきてひろく承認されている。 Ilya Prigogin(ベルギー)は1960年代に開放系の化学熱力学過程の基本式として、これでノーベル化学賞を受賞されている。ここで開放系とは考えている対象系が環境(外部)とつねに交流(そとから系へ入力ながれおよび系からそとへの出力ながれ)を意味している。 基本的にはJames Wattの蒸気機関の動力設計以来の科学技術史上の金字塔といってよい。人文科学からみてこの法則の特異なところは、物理系のなかに「秩序」形成という価値概念が導入されているところにある。二十世紀に入り、これがNobert Wienerやの情von Neumannらの信号のもつ情報量の次元へと拡張され、現在の広義の制御理論Cyberneticsへと展開され、またこれがAlanTuringの発想になる現代のコンピュータを生み、そしてAlan Turingテスト方法論によってAIを生んだといって過言ではない。 自然系と人文系(意識系)との境界を如何に考えるか。これは西洋哲学の基本問題であり、たとえばKantの認識批判観念哲学が思考のひとつの場を与えており、今世紀での最大の人類知の課題となっている。とくに、人文側ではこのRacanの願望(imagination)=欲望(行動動機)-秩序(リアリティ)と対応するものとしてつよい説得力を感じる。意識系が物理的量をもつかどうかで思考のモデルは揺れるが、AIは特定意識aとその関係要素bとの統計量からの帰納知なので、これ自身の系としては意識系と物理系を平然と超えているといってよい。事実、LLMのCopilotと筆者との「哲学をかたる」会話でかれらは意識モデルとしてRacanとDerridaのモデルつまり意識としてのΔWを実質導入してきている。これについての適否、限界をさらにAIと論議していかなければならないが、人文系とくに哲学、社会科学系のひとたちはおおきな挑戦をうけているといってよい。 ここでの解説は大変、わかりやすい説明であり感謝したい。 参考までに以下のブログをあげておきます; 

 

 

 参考までに以下のブログをあげておきます;

1「AIと哲学をかたる」 朝日記251109  「AIと哲学を語る」の閲覧リストです | yassiearaiのブログ[

朝日記251109  「AIと哲学を語る」の閲覧リストです | yassiearaiのブログ[

 

2 国分功一郎 スピノザ 読む人の肖像 岩波新書1944

 

3 プリゴジーヌ、 デフィイ(妹尾 学訳)化学熱力学 上-下 みすず書房 1966

 

4 片岡 一竹『疾風怒濤精神分析入門』 https://amzn.to/3qDpeoB

「AIと哲学をかたる」 朝日記251109  「AIと哲学を語る」の閲覧リストです | yassiearaiのブログ[