『気仙沼線BRTのお話その30』

・大谷海岸付近を回送で走る2217(津谷)、ダイヤ改正で気仙沼から津谷営業所に向かう回送が午前中に2本設定されるようになりました。

土曜更新の通常ブログは雑談の時間、引き続き気仙沼線BRTの運用についてお話しています。今回からは津谷営業所の平日運用に入りまして、津谷は下り便充当の早い順、今回は1本目と2本目のご紹介

津谷の平日出庫1台目は本吉発気仙沼行の下り初便からスタートします。ご覧の通り動きが多く、最後の1968Kは気仙沼発の上り最終便

・本吉の乗り場へ向かう5919K、気仙沼市立病院経由1本目の気仙沼行で津谷の出庫1本目が担当するのは変化なしです。

朝の出庫から1往復半までは前回ダイヤと同じパターンの動きをしていて、本吉発気仙沼行の下り初便から運用が始まります。1901K・1912Kと往復してラッシュ明けは気仙沼市立病院経由の5919Kを担当し営業便としての午前運用を終えます。

・タイトル写真で使用した大谷海岸、道の駅大谷海岸内にある大谷海岸の乗り場に立ち寄らないなが回送の証

5919Kからの動きが今までとの違いで、気仙沼到着後はそのまま一般道経由で津谷営業所へと回送されます。

今回の改正でも勿論設定されている定期回送、区間に何本とかは流れでお話しますが、平日の気仙沼→津谷営業所の回送は気仙沼で出てきた以前からあったものと津谷のこの運用の2本、どちらも午前中の回送になっています。

・14時頃の本吉にやって来た津谷配置車、左折で本吉の乗り場に付けるのではなく右折で志津川方面へと回送されます。

午後の志津川始発1945Kは津谷からの送り込み、前回ダイヤとは異なり午後設定の志津川発は2本とも津谷から回送となりました。気仙沼の回で1本目の送り込みのお話をしましたが、こちらは2本目の送り込みで実質気仙沼から志津川まで回送移動していることになります。

追々出てきますが2本目の志津川送り込みは平日と土休日で時刻が異なります。

・こちらは記録用に撮っていたもので右に写るのが1963Kを担当した2215(津谷)、この時は隣の2225(佐沼)の動きを確認するためにこの時間帯に来ています。

志津川発を担当したあともまだ運用は1往復半残っていて、下りで担当する1963Kは土休日運休となるもので、折返しは最終の1968Kへと流れます。この1968Kは気仙沼21:15発で気仙沼駅全体で見ても最終の出発便となります。大船渡線は19:35の一ノ関行、大船渡線BRTは21:10の盛行が最終

出庫2台目も本吉発の気仙沼行から始まります。気仙沼での折返しは柳津行を担当していて、柳津・前谷地1往復、本吉1往復という内容

・気仙沼での折返し時間20分で担当する1916Kの柳津行運用、平日だと通学時間帯になる便ですが、この日は休校日なので車内は空いていました。

1916Kは気仙沼7:30発で以前のダイヤでは本吉行の増便が付いていました。現在は7時台3本目の上りでこの便以降の午前中は本吉を越える上りは2時間に1本の設定になっています。

・1939Kは前谷地始発、気仙沼到着後は気仙沼営業所へと一旦引き上げます。上の写真と同じ車両ですが上は8月撮影、この写真は6月撮影、津谷の2019年導入組はわりと充当されやすい運用が決まっているところがあります。

柳津到着後は前谷地回送で、折返しは12時台の気仙沼行1939Kとなります。気仙沼からは1952Kで本吉へと戻る運用で、午前と午後の乗務員交代は1939K内の本吉で行われているものと思われます。

※2023/3に行われたダイヤ改正後の運用を元に調べていて調査日から2023/5以降の自動運転車両が運行していない場合の運用になります。実際に乗車してのものでイレギュラーなパターンもあるので参考程度と考えて頂けると良いかなと思います。また運用に付けている番号は便宜的に付けたもので公式のものではありません。

・・気仙沼線BRTの小話その4・・

・・ラッピングの個体差(トメル君/オトメちゃん編)・・

佐沼営業所に配置されているラッピング車両のうち、単体のものは宮城県のむすび丸と今回取り上げる登米市のキャラクタートメル君とオトメちゃん

登米市の環境キャラクターで木と水ををイメージしていて、窓にかかる大きいラッピングは植栽運動、小さいものは基本形・水の里、この名称は登米市のホームページにあるキャラクター紹介のところにイラストと共に表記されています。

①2226(佐沼)