『20/03/02①沖縄バス/[20]那覇BTー名護BT(往路)』 | Yasshi-Diary

『20/03/02①沖縄バス/[20]那覇BTー名護BT(往路)』




沖縄県那覇市にやって来ている今回の旅、到着した昨日はゆいレールの延伸区間を一駅づつまわりました。本日は移動が主になる1日




朝6時前の旭橋、まだ真っ暗です。本日は今までの沖縄旅で乗車してきたゆいレールではなくバスがメインとなります。バス乗車もあるので事前に路線図を見て系統番号と路線をなんとなく覚えてきています。あれ…?昨日言ってたこととなんか違いますね。




今回宿泊している旭橋は、すぐ横に那覇バスターミナルがある場所にあって、那覇を起点にバス旅をするには最適かなと今回ここを宿泊先に選びました。


昨年は覚えていますでしょうか?おもろまちに宿泊したんですよ。今年の旅ではおもろまちには行ってないですね。次回は…行ければいいですね。




本日乗車するバスは、こちらの11番のりばから出発していきます。ビルの1階にある那覇バスターミナルの部分ではなく国道330号沿いにある乗り場から出発します。ターミナルの乗り場からは陸続きとなっているのでここも那覇バスターミナル停留所


那覇バスターミナルを途中停留所とする系統の那覇空港や豊崎・糸満方面のバスはターミナル内には入らず国道330号を挟んだ向かいにある旭橋停留所に停まります。




那覇バスターミナルでは運用前のバスも多くいました。ターミナルには地下駐機場もあってそこで休むバスもあります。前にこの地下駐機場の暑さが問題になっているという記事をどこかで読んだのですが、解決したのでしょうか?その後の記事はないんですよね。




乗車するのは市外線の20番、那覇バスターミナルから名護バスターミナルを結ぶ基幹路線で日中でも30分間隔で設定があります。朝の名護行と夜の那覇行の一部を除いて那覇空港国内線ターミナル発着の120番としての運転が基本、沖縄バスと琉球バスの共同運行となっています。




那覇バスターミナルを出発するとバスターミナルの外周を通って国際通りへと入ります。まだこの時間だと営業開始前で人通りもなくて雰囲気も全然違いますね。


このまま国際通りを抜けてゆいレールと牧志で交差して宗元寺通りへと入り、泊交差点でここから先このバスが基本的に走行する国道58号に入ります。


20・120系統には国際通りの通過有無で経由地に違いがあって、名護方面だと朝夕のみが国際通りを経由し、バスにはそれを表す牧志経由と前面に表示されます。国際通りを経由しない場合は国道58号をそのまま進む久茂地経由となります。このルート取りは国際通りを経由する他の系統でも見られるもの





今回の乗車で前面を撮影してなかったので後で別に撮影したものを…那覇空港からくる120系統で那覇バスターミナルからは20系統と同ルート、この便は今乗車しているのと同じで国際通りを経由するので牧志経由という表示が行先表示とは別に前面窓右下に表示されています。






那覇バスターミナル出発時点で数人だった乗車は那覇市内で下車してゆき、国道58号に入って安謝橋でついに0人となりました。その後はまた徐々に増えたり減ったりを繰り返すことになりまして、感じ的には短距離利用率が高いようにみえました。


写真は大分進んで美浜アメリカンビレッジ入口バス停付近、美浜タウンリゾート アメリカンビレッジは複合施設で、写真のように観覧車もあります。




フェンスの向こうには誘導灯が見えていてこの先は海、ということで道路を挟んだ写真の反対側は在日米軍の嘉手納基地があります。


沖縄県を移動していると在日米軍基地の近くを通ることも多く、それだけ占有面積が高いことがわかります。




基本的に国道58号を北上していくこの路線ですが、所々で外れる部分があってここもその一つ、中頭郡嘉手納町の水釜バス停を過ぎた先でバスは左斜めに進む道へと入ります。このあたりは国道のすぐ横が嘉手納基地にある場所、二車線の狭い道へと入りあるのが嘉手納町役場前バス停


そしてこの写真の丁度反対車窓付近にかつて今の那覇バスターミナルがある場所にあった那覇駅から延びていた沖縄県営鉄道嘉手納線の終点にあたる嘉手納駅がありました。沖縄戦に被害を受けて廃止後の開発によって痕跡はないようです。


付近はサークル状に道が配置されたロータリーを形成していて、付近の施設にもロータリーの名前が入ったものがあります。この後再び国道58号に合流したあとで嘉手納バス停へと進んでいきます。通過は6:58ということで那覇からおよそ一時間が過ぎました。




今回の乗車でちょっとびっくりしたのが嘉手納地区から10分ほど進んだところ、親志交差点でこれまた狭い道へと入っていきます。うねうねとカーブが続く道が続き、大通り走行が続いたこの路線において変化がおこるポイントで、乗車している側としては楽しい部分




細い道へと入り一気に山の中を走るような風景へと変わり到着するのが琉球村バス停、国頭郡恩納村にある観光テーマパークで、沖縄らしい古民家の町並みがあったりして行ってみたい場所の一つだったりします。バスは早朝ということもあって乗り降りはなく通過していきます。




琉球村を通過した時点でバスは5分ほど遅れとほぼ定刻で運行しています。バスはこのまま進み、海沿いまで行ってから再び国道58号へと入ります。




こちらはまだ合流前の久良波バス停、バス停の屋根にもシーサーがいます。ちゃんとシーサーが乗る分だけスペースが延長してあるんですね。




ルネッサンスリゾートおきなわを過ぎたところで国道に戻り、ついに広い海を見ながら走る区間へと入りました。ここからの海が見える区間は琉球村部分と合わせてこの路線の楽しい部分




海沿いに出るとムーンビーチ前、タイガービーチ前、サンマリーナホテル前など片仮名バス停が並びます。ここはその間にある富着バス停




恩納村海浜公園ナビービーチへと車が1台入っていきます。万座ビーチ前バス停がある場所になります。このあたりは国道58号が二手に分かれている区間で、恩納バイパスでここをショートカット出来るようです。バスはバイパスを経由せずに海沿いを走行




ところで私は小学生初めくらいまで万座ビーチが沖縄だと知らず、私の頭にある万座の名前から万座・鹿沢口の方と解釈していました。そもそもビーチの時点で違うこということに気付けなかった子供の頃の話




進行方面左に海、右に山を見ながら進んできまして、全体的に開けてる浦添の市街地へと入ります。時刻は8時を過ぎて那覇から2時間が経過しました。ちなみにこの写真を撮影している時間が8:05で、このバスの名護バスターミナルの到着予定時間


写真の名護警察署の付近で渋滞が起きていたので到着まではもう少しかかりそうです。




国道から外れて市街地の道へと入り込んで名護十字路を通過、そして工事中でものすごいガタガタな道を走行しているうちにバスは再び国道58号に戻っていました。


そしてこの写真を右に曲がれば名護バスターミナル、他の乗客は手前で降りてしまって寂しいラストとなりました。そう言えばラストの国道区間は遡っているんですよね。なので直進すると那覇方面




名護市内での渋滞や工事もあって8:30、25分ほどの遅れで到着しました。那覇からは2時間半ということで長いようで乗ってしまえばあっという間


そして交代なしで通し乗務となる運転手の方も名護についてやっと休憩という感じでしょうか?


那覇バスターミナル6:00→名護バスターミナル8:05
20系統 名護バスターミナル行
沖縄バス




さてと名護に着いて早々悲しいお知らせを一つ、実は本来夕方近くまで名護からさらに先に進むバス旅を計画していたのですが、新型ウイルスの感染予防の問題もあって当初の予定通り回ることが出来なくなってしまっています。


なので今年の名護までのバス旅は次回への布石でもありイメージを掴むことが目的に変わっていて、あまり滞在時間もなく折り返すことになるのです。


本来のルート通りに行けば帰りは夕方で20系統の那覇空港発着120系統でひたすら寝て帰る予定でしたので、時間もあるし変化を求めるようになるんですよね。


続きます。。