10月3日の土曜日、オンラインで開催された「ぼうさいこくたい2020」
この中のペット防災サポート協会主催のワークショップ、
「あなたの命を守るペット防災・減災を一緒に考えてみませんか?」
に参加した。
※ペット防災サポート協会HPはこちら ↓
始めに講師の話。
※日頃の適正飼養が重要(ワクチン接種・しつけ)
→東日本大震災の時はパルボがまん延し毎日のように命を落とす犬がいたと
獣医から聞いた。ワクチン接種は大事。
※飼い主同士、またペットを飼っていない地域の方々と日頃から
コミュニケーションを取っておく。
※実際に災害が起きたことを想定し、どのように避難するかを検討しておく。
①避難先 → 地域の避難所だけでなく、知人宅、親戚宅等も含む
②避難方法 → 例えば中型~大型犬は抱っこするのは難しく、
ガラスなどが散乱する場所を歩かせないといけない
可能性もある。犬用の靴を用意するなどの検討
これまでいくつかの災害時のペット対策セミナーに参加してきたが、
必ず言われる内容。それだけ重要だということなのだろう。
今回はワークショップということで、実際に被災地でペットとの避難で起きた問題の
動画を観て参加者で話し合う場が設けられた。
その中で一番考えさせられたのが、猛暑の中、大型犬と既に1週間軽自動車で
車中泊避難をしている飼い主さんの動画だった。
想像してみてほしい。
ガソリンも入手困難な状況でエンジンをかけることもままならない。
猛暑の中、エアコンのない車中で過ごす。
そして車中という限られた空間にペットと飼い主。
被害の状況によっては避難生活も1ヶ月を超えるかもしれない。
非常時なんだから狭いのや暑さは我慢すればいい。
そう考えているのかもしれないが、現実問題、我慢なんて言ってられない。
命に係わる問題だ。
発災時の避難先、避難方法として一番多くの飼い主さんが考えている車中泊。
今一度じっくり考えてみてください。
その自家用車で本当に車中泊避難、できますか?