言葉には、力がある。
言葉には、人と人をつなぐ力がある。
ひとつの言葉に、共通のイメージがあり、
共通なゆえに思いが伝わり、会話が成り立つ。
最近、ある知事が、
外国語を多用しているのが、気になる。
何百年、何千年とつなげてきた言葉を使わず、
理解や解釈が共通していない言語を使うのは、
伝達する言葉とは、いえない。
共通理解のない会話は、誤解を招く。
トラブルや紛争は、誤解から生じる。
報道写真は事実であり、伝達のひとつの方法だが、
見る者に解釈をゆだね、心でみる写真が芸術のように、
さまざまな解釈が許される言葉を使うは、芸術である。
会話や伝達は、芸術ではない。
私は俳句という芸術を、趣味にしようと思っている。
まだ思っているだけなので、始めてもいない。
伝えるのが目的ではなく、ひとつの言葉から、
解釈を相手にゆだねながら、イメージを広げさせ、
誤解、曲解、勘違いも許される、日本の俳句は、
別の意味で大きな力を持ち、奥が深いと思う。
作りかけてもいないが、これから足を踏み入れる、
知らない世界への挑戦に、ワクワクしている。
人生まだまだこれから。