ガーミンの距離表示の誤差についての調査をしました
めちゃくちゃしょーもないですが、すーさんのガーミンの距離表示が異常なまで短くなるということが事の発端です
【調査報告】
1. 目的
トラックなどの周回コースにおいて、サブエガ職人すーさんのGPSウォッチ「ガーミン235J」の距離表示が、一般の人たちの距離表示より短く計測される件について、この現象を究明すること
2.調査方法
トラックでのTWA練習会の映像より、すーさんの走りを解析する
3.推測
すーさんの腕振りが外に開くことにより、コーナリング時、常にガーミンがトラックの内側に位置している
このことにより、距離が短く計測されていると考えられる
まずは以下の映像をご覧ください
コーナリングの時、完全にすーさんのガーミン君はトラックの内側を走ってます(笑)
すーさんの走り方を「振り子走法」と呼ぶことにしましょう
参考までに、一般人のコーナリングと比較してみて下さい
良い機会だったので陸上トラックについても勉強しました
以下(図1)にまとめました
※正確には違いますが、分かりやすくざっくりとした数値で表しました
(表1)レーンごとの1周(400m)での距離
(表2)すーさんの振り子走法によるガーミンの距離表示のずれ
4.考察
陸上トラックにおいてガーミンの測定誤差の原因は以下の2パターンが考えられる
ⅰとⅱの要因が重なり、ガーミンの誤差は生じると考える
ⅰ)ガーミン測定原理上の理由
ガーミンの測定は、図1のように点を打ってその移動距離を測定する
よって、トラックのような周回コースにおいては、走行距離が正確には表示されないと考えられる
また、スピードが速くなるにつれて、点の間隔が大きくなるため、誤差は大きくなり、
スピードが遅いほど、点の間隔が小さくなり、円に近い軌道を描くため誤差は小さくなると考えられる
ⅱ)走る位置による誤差
トラックの内側が400mなので外側に行くほど距離は長くなる
表1より、1レーンと2レーンで1周7mの差が出る
つまり、走る位置により距離表示はずれてくる
参考までに、表2よりすーさんの場合を示した
すーさんの振り子走法では、ガーミンはレーンの内側を移動している
最大50㎝、平均で20㎝と予測し、それぞれでガーミン表示がどれぐらいになるか示した
表2は分かりにくいが、すーさんが5km走った場合、ずれを考慮しても最大で4.96kmとなる
つまり少々レーンの内側を走ろうと外側を走ろうと、走行距離にはそこまで差は出ないことになる
参考として過去の私とすーさんのトラックでの5000mの計測結果を載せときます
同じ5000mなのに私は5.05km、すーさんは4.86kmという結果になった
5.結論
トラックにおけるガーミンの距離表示の誤差は、測定原理上の影響が大きいため、個体差がうまれてくる
走る位置による影響はそれほど大きくはないと考える
結論として、すーさんの振り子走法による影響ではなく、すーさんのガーミンに問題があると思われる
以上、どうでも良いことを本気で考えてみました!(笑)
※上の調査はほんの僅かな影響でしかなく、GPSの測定自体、周りの環境に影響を受けたり、そもそもいろんな要因により誤差は生じるものなので、あくまで目安として見るのが良いと思われます
参考までに!