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英グラスゴー大学「名誉博士号」30周年 伝統と格式誇る授与式の会場ビュート・ホールで記念の集い2024年6月26日

池田先生へのグラスゴー大学名誉博士号授与30周年を記念する集い。色鮮やかなステンドグラスから降り注ぐ陽光が、参加者たちを照らす(同大学のビュート・ホールで)

池田先生へのグラスゴー大学名誉博士号授与30周年を記念する集い。色鮮やかなステンドグラスから降り注ぐ陽光が、参加者たちを照らす(同大学のビュート・ホールで)

 イギリス・グラスゴー大学から池田大作先生に名誉博士号が授与されて30周年を記念するイギリスSGI(創価学会インタナショナル)の集いが15日(現地時間)、30年前の授与式の会場である同大学ビュート・ホールで開かれた。これには、先生を名誉博士に推挙した同大学のJ・フォーブス・マンロー名誉教授と共に、同大学の同窓生であるSGIメンバーをはじめ、約700人が出席。行事の模様はオンラインで配信された。

570年を超える伝統が光るグラスゴー大学。ゴシック調の建物が堂々とそびえ立つ

570年を超える伝統が光るグラスゴー大学。ゴシック調の建物が堂々とそびえ立つ

 “産業革命の電源地”として知られるグラスゴー大学は、1451年に創立されたスコットランドの名門。経済学の父アダム・スミスや、蒸気機関を開発したジェームズ・ワットらを輩出したことでも有名である。
 
 名誉博士号の授与式は1994年6月15日、19世紀に建造された同大学の壮麗なビュート・ホールで厳粛に挙行された。
 
 推挙の辞を述べたマンロー名誉教授(当時・評議会議長)は、池田先生の平和・文化・教育への貢献をたたえ、最後に、先生の「滝」の詩を朗読した。
 
 「滝の如く 激しく/滝の如く 撓まず/滝の如く 恐れず/滝の如く 朗らかに/滝の如く 堂々と……」
 
 この詩にこそ、池田先生の人間性が凝縮されているとの洞察からであった。
 
 後に、長編詩で池田先生は当時を述懐し、自身の平和への信念をとどめている。
 
 「スコットランドと日本から 人類に貢献しゆく 教育と平和の大連帯を 全世界に広げゆくのだ!」
 
 イギリスSGIの同志は、この師の心に呼応して、毎年6月15日を目指し、わが地域の繁栄と安穏に貢献する「良き市民」のスクラムを広げてきた。

推挙者のマンロー名誉教授が慶祝 「池田博士の精神的遺産は永遠」

記念式典ではグラスゴー大学のマンロー名誉教授が祝辞を述べた(同)

記念式典ではグラスゴー大学のマンロー名誉教授が祝辞を述べた(同)

 記念の集いでは、池田先生の平和の足跡をたどる映像の後、マーチャント理事長が“一人が変われば世界が変わる”との人間革命の理念を紹介。
 
 続いて行われた、「誰も置き去りにしない――一人一人の可能性の開花のための人間教育」と題したパネルディスカッションでは、同大学の教授、学術関係者、SGIの青年部員が登壇し、相手を信じ抜く対話の重要性などをめぐり活発に意見が交わされた。
 
 マンロー名誉教授は、池田先生との出会いや当時の思い出を振り返りつつ、「博士の精神的遺産は私たちの心に永遠に生き続けるでしょう」と強調。先生に対する敬愛の念を込め、再び「滝」の詩を力強く朗読した。
 
 また、同行事に先立つ14日には、SGIなどが制作した環境展示「希望と行動の種子」が同大学内で開催され、大学関係者や学生らが見学に訪れた。