〈四季の輝き――池田先生の心〉 生命力豊かに健康人生を2024年6月23日

 【写真説明】爽やかな青空と緑に包まれたアメリカ・デンバーの公園。陽光を浴びながら、サイクリングやウオーキングを楽しむ人の姿も。1996年(平成8年)6月、池田大作先生が撮影した。
 暑さが増す時季。熱中症対策など、体調管理に留意したい。
 御書には「法華経と申す御経は、身心の諸病の良薬なり」(新1372・全1015)と。白馬が駆けるような、すがすがしい勤行・唱題から一日を出発し、健康第一の幸福道を歩もう。
 

池田先生の言葉

 健康の維持・促進の基本として――
 ①張りのある勤行
 ②無理とムダのない生活
 ③献身の行動
 ④教養のある食生活――等々の
 日常生活における心がけが重要である。
 健康は深き「祈り」が根本である。
 「智慧」が大切である。
  
 体を動かすことは、
 もとより健康増進のための
 大きなポイントである。
 そのなかでとくに、
 法のため、人のため、
 社会のために尽くしゆく行動が、
 どれほど生命を革新させ、
 はつらつと人生を生きる
 源泉となりゆくことか。
  
 健康とは、
 単に病気ではないという
 状態をさすものではない。
 また、身体が強健であることのみで、
 健康であるとは言えません。
 心身ともに、健全に、
 生き生きとした創造の営みを
 織り成していくところにこそ、
 真の健康がある。
 どのような苦難をも乗り越え、
 最悪の環境条件さえも、
 かえって、
 飛躍の原動力に変えていくところに、
 真実の健康像がある。
  
 題目を朗々と唱え、
 偉大な生命力をわき上がらせて、
 広宣流布のために戦いゆく学会活動。
 ここにこそ「真の健康」の
 実像があるといえよう。
 どうか、生き生きと、
 そして聡明に、
 次の勝利の因を深く刻みゆく
 「充実の夏」「成長の夏」
 「人間革命の夏」としていただきたい。

 ※池田先生の言葉は順に、本紙2008年11月24日付「11・18記念代表協議会でのスピーチ」、指導選集〈上〉『幸福への指針』、小説『新・人間革命』第22巻「命宝」の章、『普及版 池田大作全集 スピーチ』2005年[3]から。