アメリカ・池田国際対話センターで世界市民セミナー 平和実現への方途巡り議論2024年6月19日

池田国際対話センターの世界市民セミナーで、活発な議論を交わす学識者と学生。今回初めて池田先生の哲学に触れた学生も(5月31日、同センターで)

池田国際対話センターの世界市民セミナーで、活発な議論を交わす学識者と学生。今回初めて池田先生の哲学に触れた学生も(5月31日、同センターで)

 池田国際対話センターの「世界市民セミナー」が5月31日と6月7日の両日(現地時間)、米マサチューセッツ州ケンブリッジ市の同センターで開かれた。
 
 池田先生の著作等を学び、議論を重ねながら、世界市民の思想について深めるもの。マサチューセッツ大学ボストン校のエローラ・チョウドリ教授、アメリカ創価大学のアレクサンダー・ハラン教授と共に、ハーバード大学やマサチューセッツ大学ボストン校、デポール大学などの博士課程に学ぶ学生が参加した。
 
 セミナーでは、平和の定義や、平和実現への方途などを巡ってディスカッションを実施。人権文化の建設の必要性について論じた池田先生の2018年の「SGI(創価学会インタナショナル)の日」記念提言などを踏まえつつ、先生の“一人一人が尊厳を輝かせていく姿を互いに喜び合うことが、共生の社会を築く源泉”という理念について意見を交わした。また、教育学や社会人類学など自身の研究分野がどのように今後の平和創出に寄与できるかを語り合った。