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済州韓日友好研修センターで韓国の本部幹部会 日本の青年交流団が参加2024年5月21日

  • 池田先生の済州島訪問25周年を記念

6:46

 【済州】韓国SGI(創価学会インタナショナル)の第3回本部幹部会が19日、済州島の済州韓日友好研修センターで開催され、韓国全土の310会場に中継された。これには、日本から訪問中の「世界青年学会 韓日青年友好交流団」の一行も出席した。

韓国SGIの本部幹部会。フィナーレでは、学会歌「誓いの青年よ」を大合唱した。参加した済州の友は、「地域広布のために、さらに前へ進んでいきます」と(済州韓日友好研修センターで)

韓国SGIの本部幹部会。フィナーレでは、学会歌「誓いの青年よ」を大合唱した。参加した済州の友は、「地域広布のために、さらに前へ進んでいきます」と(済州韓日友好研修センターで)

 1999年5月、池田大作先生は3度目の韓国訪問で済州島に足跡をしるした。先生は、その時の思いを、こうつづっている。
 
 「わが憧れの済州島は『麗しき宝の島』であった。詩情の島であった。人を詩人にする島であった。苦難の嵐を越えて、晴れ渡る空のごとく、美しき心と心を結ぶ『平和の島』であった」
 
 韓国最大の島で、多くの観光客が訪れる済州島には、かつて苦難の嵐が吹き荒れた時代があった。
 
 太平洋戦争中、軍国日本の植民地支配下にあって労働が強制された。終戦を迎えても、朝鮮半島の南北分断に抗議した島民が武力による鎮圧を受け、数万人の犠牲者を出した。
 
 最も悲しい思いをし、最も苦しんだ済州島から、平和の心を世界に!――友は、この強き思いで、師の訪問25周年の佳節を記念し、今回、済州島で初開催となった本部幹部会を迎えた。

豊かな緑に包まれた済州韓日友好研修センター。この地で、世界平和を誓う固い友情の絆が結ばれた

豊かな緑に包まれた済州韓日友好研修センター。この地で、世界平和を誓う固い友情の絆が結ばれた

交流団の副団長である梁島SGI男子部長(前列中央)が日韓両国の友と(済州韓日友好研修センターで)

交流団の副団長である梁島SGI男子部長(前列中央)が日韓両国の友と(済州韓日友好研修センターで)

 済州のメンバーも喜々として参加した、広宣勝利の決意みなぎる幹部会では、済州で活動する少年少女部の「日の出合唱団」が元気な歌声を披露。
 
 韓日青年友好交流団団長の西方SGI青年部長が、今回の集いを両国友好の新たな一ページにと期待を寄せ、平和と友情の虹を共々に輝かせていこうと語った。
 
 東京の二木悠太さんが、仕事での苦境や家族を襲った病魔との闘いを、強盛な信心で広布前進の力に変えてきた模様を語った。また、自身が経営する会社も最高益を更新し続けるなど、勝利の実証を示した喜びを報告した。その後、芸術部でピアニストの加藤大樹さんが、学会歌「母」や韓・朝鮮半島を代表する民謡「アリラン」を演奏した。
 
 同国SGIの金暻希婦人部長が、対話と弘教、人材の拡大で師恩に報いていこうと激励。金孝鎮青年部長は、韓日の青年の師弟誓願の一念で、世界広布のさらなる前進をと訴えた。
 
 金仁洙理事長は、池田先生の済州島訪問の歴史に触れ、師の「世界平和の心」を継承し、広宣流布の新たな大波を起こそうと力説。青年部と未来部の育成に力を尽くし、師弟の栄光の道を歩みゆこうと述べた。

済州韓日友好研修センター内の「世界桂冠詩人の碑」の前で、日本と韓国の青年らが記念のカメラに。かなたには、済州を象徴する漢拏山(ハルラサン)の雄大な姿が

済州韓日友好研修センター内の「世界桂冠詩人の碑」の前で、日本と韓国の青年らが記念のカメラに。かなたには、済州を象徴する漢拏山(ハルラサン)の雄大な姿が