〈四季の輝き――池田先生の心〉 誇り高き貴女よ、今日も元気で!2024年5月19日

 【写真説明】初夏の陽光に照らされ、白や赤紫のツツジが色鮮やかに輝く。2000年(平成12年)5月、池田大作先生が東京・八王子市内でカメラに収めた。
 その美しさから古来、多くの人々を魅了してきたツツジ。現存する日本最古の歌集「万葉集」でも、「都追慈花」「丹管士」「白管仕」などの表現が見られる。
 今月、全国各地で「女性部総会」が晴れやかに行われ、笑顔の花があの町この街に咲き薫る。勇気の声を高らかに、幸福と友情の輪を広げよう。桜梅桃李のスクラム固く!
 

池田先生の言葉

 心強き女性は太陽である。
 輝く一人の女性がいれば、
 周囲も、どれだけ明るくなるか。
 生き生きとした喜びと
 慈愛の光が広がることか。
 広宣流布の未来を照らす
 女性の使命は、
 あまりにも大きい。
  
 心の奥の、ひめられた感情や情緒に、
 もののみごとに反応する力は、
 女性に与えられた
 天分とでも言えましょう。
 ある一つの事柄に対する
 直感的な敏感さは、
 男性の遠く及ぶところでは
 ありません。
 知性がまだ気づかずにいる
 生命内奥の動きを
 すばやくキャッチし、
 優しい愛情で抱きとる行為のなかに、
 女性でなければなしえない、
 真実の創造の発露を
 見出せるのではないか、と思うのです。
  
 身近な隣人や友人たちとの対話から、
 巨大な変革が始まる。
 未来の世代と一緒に、
 地域へ、社会へ、勇気ある歩みを
 運びゆく一歩また一歩から、
 不滅の歴史が生まれる。
 女性の正義のネットワークを、
 どこまで強く、
 押し広げていくことができるか。
 二十一世紀の希望の光は、
 ここにある。
  
 私たちは今、
 人類が夢見た
 新たなる世界を築いている。
 「女性の幸福の世紀」を!
 「母の勝利の世紀」を!
 そのために――
 誇り高き創価の女性よ!
 偉大なる広布の母よ!
 何があっても、朗らかに、
 また聡明に、そして勇敢に、
 一日一日を勝ってくれたまえ!
 今日も、元気で!

 ※池田先生の言葉は順に、本紙2008年3月9日付「婦人部最高協議会でのスピーチ」、『こころに響く言葉――新 婦人抄』、『新・女性抄』、『池田大作全集』第137巻から。