YOUTH NOW――学会の青年世代の「今」を伝える2024年5月13日

 学会の青年世代の「今」を伝えるニュース報道「YOUTH NOW」。メンバーの生の声を、写真と共に紹介します。
 

〈アルミ資源集めています〉

 高知総県青年部では現在、県内のリサイクル業者が行っているアルミ缶や缶のプルタブといったアルミ資源の回収に協力しています。アルミ資源800㎏(缶5万個分、プルタブ160万個分)で車いす1台と交換できます。

 取り組みのきっかけは3月に東京で開催された未来アクションフェスでした。フェスの実行委員会が行っていた核兵器廃絶や気候危機に関する青年意識調査に尽力する一方、総県青年部独自で行うことができる身近な取り組みについて、皆で協議を重ねた結果、アルミ資源の回収に目を付けました。

 県内の全会館には、回収ボックスが設置されています。この取り組みを知った壮年部・女性部の中には、自宅にあったアルミ資源を持ってきてくださった方もいます。車いすと交換できるまでは、まだまだ時間はかかると思いますが、地道に取り組んでいきます。(四国方面副青年部長・藤原太一さん)
 

〈スポーツGOMI拾いに挑戦〉

 東京・鵜の木栄光本部男子部では2年前から毎週、有志で清掃活動を行っています。

 ある町会長から「いつもありがとうございます」との声をいただくなど、多くの方に喜ばれています。

 昨年5月には、代表がスポーツとごみ拾いを組み合わせた「スポーツGOMI拾い(あらかじめ定められたエリアで、制限時間内に、チームワークでごみを拾い、ごみの量と質でポイントを競い合うスポーツ)」のW杯地域予選で優勝。同年10月には日本大会にも出場しました。また、先日は、制作した環境啓発動画が区の環境動画コンテストで入選を果たしました。

 仏法の言葉に「汝、すべからく一身の安堵を思わば、まず四表の静謐を禱るべきものか」(新44・全31)とあります。こうした指針を胸に、今いる場所に貢献の行動を貫いていきます。(大田総区男子部副書記長・大塚大介さん)
 

〈キッチンカーの無償誘致も〉

 4月14、21の両日、地域の空きスペースにキッチンカーを無償誘致し、にぎわい創出に一役買うことができました。

 私は東京・大田総区の馬込本部で学会活動をしています。男子部として地域で清掃活動や“お困りごとアンケート”をする中、2年ほど前、気軽に飲食できる場としてキッチンカーを呼び、より大きなにぎわいをつくることを思い立ちました。

 近隣の個人宅や企業の駐車場などを一軒一軒、訪問して熱意を伝える中、共感を寄せて空きスペースを無償で貸してくださる方が現れ、これまで3回、実施してきました。そして、ついに定期化が実現。初回となった両日で200~300人が利用し、「こういうの助かるよ」といった喜びの声をいただくことができました。

 SDGsの目標の一つである「住み続けられるまちづくりを」の達成を目指し、地域のためにできることに挑んでいきます。(男子部本部長・山口光一さん)
 

〈見いだせた“病気になった意味”〉

 首都圏学生部の人材育成グループ・21世紀伸一会の集い(4月30日、東京・信濃町の総本部)で活動報告を行いました。

 私は高校生の時以来、パニック障害と戦い続けています。突然の動悸や呼吸困難、めまいを繰り返し、そうしたことへの不安から自由に外出できなくなる病気です。病気になった当初、そこに積極的な意味を見いだせずにいました。しかし、本気で祈るとともに、同志に励ましてもらう中で、自分だからこそ励ませる人がいることに気付くことができました。そして、この病と共に生きていく決意ができました。信心で変われた自分には今、同じように信心で幸せになってほしい人が数多くいます。中には、インスタで知り合った同じ病の方もいます。

 「難来るをもって安楽と意得べきなり」(新1045・全750)の御書を胸に、あらゆる壁と向き合いながら、自他共が認める成長の姿を示していきます。(グループ長・甲斐桜輔さん㊨)
 

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