【島根】<Z世代ぶっちゃけトーク> 第1回「会合に参加するメリット」2024年4月9日

 島根電子版新企画「Z世代ぶっちゃけトーク」では、多様な価値観を持つZ世代の青年メンバーと、記者とっくーが、さまざまなテーマを本音で語り合います。

 第1回は「会合に参加するメリット」。多忙な学生が、なぜ会合に参加するのか。その理由を“ぶっちゃけトーク”してみました。初回は、女子大学生のギータが登場です。

<Z世代とは>

 1990年代半ばから2010年代初め頃までに生まれた若者たちを指す言葉。タイパ(タイムパフォーマンス)重視の効率主義、強い仲間志向、仕事よりプライベート重視、多様性を重んじるなど、従来の若者以上に特徴的な価値観を持っていると言われています。

プロフィル紹介

ギータ
大学3年生。音楽活動に夢中で、最近は作曲にはまっている。

とっくー
Z世代の記者。今年は韓国語の勉強に挑戦する予定。

◇大学生って忙しい!

とっくー:今日はありがとう! ギータは今、大学で何を頑張っているのー?
 
ギータ:勉強とサークルかな。法律と経済を学んでいて、サークルは三つ、掛け持ちしてるよ。

とっくー:忙しそう~。それでもギータは、学会の会合にもよく参加しているよね。

ギータ:池田華陽会の先輩や地区の皆さんは、私の状況をしっかり聞いて会合に誘ってくれる。でも、強引に「何が何でも来て」って言われると、引いちゃうかな(笑)。

◇“受け入れ体制”が万全

とっくー:会合に参加するの“面倒だなぁ”と思うことはないの?

ギータ:気分が乗らない日もあるけど、行ったら楽しい。座談会は、幅広い世代が集まって家族みたい。落ち着くし、そういう空間が好き。参加すると話し方も勉強になるし、何かしらの発見があるよ。

とっくー:確かにそうだよね。

ギータ:そうそう。会合で演奏した時もすごく喜んでもらえて。自分自身を全肯定してくれるからうれしい。

とっくー:分かるなぁ。皆さん、ちやほやしてくれて、大げさなくらい褒めてくれるよね(笑)。

ギータ:それに、ありのままの自分を出せるのもいい。私は将来、子どもたちが地域の中で学べる居場所づくりがしたいと思っていて。でも大学の同級生には“意識高い系”とか思われるから、将来の夢や頑張っていることって話しにくいんだよね。

とっくー:周りの人に夢を話すのって勇気がいるよね。

ギータ:うん。でも学会の皆さんには、理想を語っても、冷やかされない。会合でも自然体でいられるから、自分の夢も、島根に引っ越してきた当初からすんなり話せた。“受け入れ体制”が万全だったの(笑)。会合は、私を明るい気持ちにさせてくれるから、“人に会うため”に参加しているよ。

◇温かいつながりを大切に

とっくー:そうなんだね。学会の集いみたいな、家と学校以外の第三の居場所は大切だよね。

ギータ:うんうん。学会は温かいつながりをたくさんつくれる場所だと思ってる。そのつながりを保ち続けることって地道だけど、丁寧で、すてきなことだよね。

とっくー:確かに!
このつながりを大切にしていきたいねー!