おはようございます。部屋の温度は11℃。生涯池田先生と共に!未来に羽ばたく人材が続々と。人間主義の哲学を掲げ世界を変えていく、たのもしい限り。今日もお元気で!

 

東西の創価学園で卒業式 「負けじ魂ここにあり」が創価学園歌に2024年3月17日

  • 地球民族の幸と平和を照らしゆけ!

 創価学園の卒業式が16日、東京・関西の高校、中学校、小学校で晴れやかに行われた。席上、これまで学園の愛唱歌として歌い継がれてきた「負けじ魂ここにあり」を、東西の創価学園と北海道・札幌創価幼稚園の「創価学園歌」として制定することが発表された。

 誓いの歌声が響いた。未来へ伸びゆく決意に満ちていた。
 
 〽学べ勝ち抜け 世界まで
  負けじ魂 朗らかに
 
 各校の卒業式の最終盤、学園生たちの「負けじ魂ここにあり」の大合唱が会場を包む。

花々も卒業生を寿ぐ

花々も卒業生を寿ぐ

 この歌の誕生は1978年10月。東京校の生徒が作成した歌に、創立者・池田大作先生が4番の歌詞を贈って完成した。その後、2009年3月に先生が新たに5番の歌詞を加筆。以来、東京と関西の両キャンパスで折々に歌われてきた。
 
 ある時は、将来への決意を込めて。ある時は、苦闘を乗り越える勇気を奮い起こして。
 
 創立者と学園生の心をつなぐ“共戦譜”であり、まさに「創価学園歌」にふさわしい。力強く歌う卒業生一人一人に、努力と挑戦を重ねた3年、6年、12年の歩みがあった。
 
 ある東京高の卒業生は、箏曲部に青春の情熱を注いだ。
 
 高校1年生の夏は、全国大会に出場し日本一の栄冠に輝く。直後に先生から祝福の伝言が届き、そのスピードに驚いた。
 
 「学園生の成長を願う創立者の慈愛を身近に感じました」
 
 昨年11月、先生の逝去の翌週には、部長として都大会の舞台に立った。“創立者に代わって周囲に希望を”との心で仲間と共に演奏。全国大会への切符を勝ち取った。
 
 関西高のある卒業生は学園入学を控える中、父親が病気療養することになり、経済的にも厳しくなった。不安を抱えてスタートした学園生活だったが、仲間や教員との交流を通して、勉強や行事に積極的に挑戦。3年次には関西高の選抜型プログラム「LC(ラーニング・クラスター)」の一員として海外のフィールドワークに参加するなど世界に視野を広げた。卒業後も世界市民を目指し、向学の人生を誓う。
 
 卒業する東西の高校3年生は、核兵器廃絶に関する国際会議への参加や、全国の高校生フォーラムで探究学習の成果を発表するなど、磨いた英知を発揮し活躍の舞台を大きく広げた。実用英語技能検定1級・準1級の合格者は計45人。部活動でも、創価雄弁会、ディベート部、英語ディベート部、ダンス部、囲碁部、吹奏楽部などが全国大会に出場した。
 
 未来への飛躍を誓う巣立ちの時。
 
 池田先生から昨年11月に贈られた中学・高校への卒業指針「最極のダイヤの生命の君よ 誇らかに学び光れ! 負けじ魂の錬磨と連帯で 地球民族の幸と平和を 照らしゆけ!」を胸に刻む鳳雛たちは、先生が見つめた平和への理想を継いで使命の大空へ羽ばたく。

東京・創価高校の式典では、卒業する54期生が創立者との誓いにあふれて。「従藍而青」の誇りも高く勝利の青春を歩みゆく(東京・小平市の創価学園・池田中央体育館で)

東京・創価高校の式典では、卒業する54期生が創立者との誓いにあふれて。「従藍而青」の誇りも高く勝利の青春を歩みゆく(東京・小平市の創価学園・池田中央体育館で)

東京中(小平市)の54期生が晴れやかに。報恩感謝の心で新たな挑戦の一歩を踏み出した

東京中(小平市)の54期生が晴れやかに。報恩感謝の心で新たな挑戦の一歩を踏み出した

友情の花を爛漫と!――笑顔で証書を掲げる東京小(小平市、国分寺市)の43期生

友情の花を爛漫と!――笑顔で証書を掲げる東京小(小平市、国分寺市)の43期生

 各校では晴れの式典が行われた。
 
 創価高校(東京・小平市)の卒業式では、谷校長が求道心を燃やして学びの道を歩もうと語った。岡田伸太郎さん、宮原釉香さんが創立者賞を受賞した。
 
 創価中学校(同)では、高柳校長が卒業指針を胸に、不可能の壁を破る青春をと強調。
 
 東京創価小学校(小平市、国分寺市)では、塩田校長が努力を重ねてきた卒業生の奮闘をたたえた。
 
 東京の式典に参加した谷川学園理事長は、池田先生が学園生にかけられた期待を心に留め、負けじ魂を燃やして勝利の人生を歩んでいこうと励ました。
 

関西創価高校の式典。卒業する49期生が、平和建設の決意も固く、「負けじ魂ここにあり」を力強く歌い上げた(大阪・交野市の関西創価学園・池田講堂で)

関西創価高校の式典。卒業する49期生が、平和建設の決意も固く、「負けじ魂ここにあり」を力強く歌い上げた(大阪・交野市の関西創価学園・池田講堂で)

門出を迎えた関西中(大阪・交野市)の49期生。仲間と共に向学の青春を歩み抜いた

門出を迎えた関西中(大阪・交野市)の49期生。仲間と共に向学の青春を歩み抜いた

関西小(大阪・枚方市)41期生が記念のカメラに。入学時に立てた創立者との誓いを胸に6年間、努力の日々を送ってきた

関西小(大阪・枚方市)41期生が記念のカメラに。入学時に立てた創立者との誓いを胸に6年間、努力の日々を送ってきた

 関西創価高校(大阪・交野市)の式典では、大月校長が英知を磨き続け、希望の連帯を広げようと述べた。橋本和樹さん、濵﨑智恵さんに創立者賞が贈られた。
 
 関西創価中学校(同)では、古賀校長が感謝の心で創立者の恩に報いる前進をと語った。
 
 関西創価小学校(大阪・枚方市)では、本房校長が自身の勝利を目指し出発しようと呼びかけた。
 
 関西中高では中西関西学園長が、関西小では木下同副学園長が、晴れの門出を迎えた友を祝福した。

東京中の卒業制作のダイヤの置物。卒業指針が刻まれている

東京中の卒業制作のダイヤの置物。卒業指針が刻まれている

ピカソの傑作「ゲルニカ」をモチーフにした東京中の制作物。平和への思いを込めて

ピカソの傑作「ゲルニカ」をモチーフにした東京中の制作物。平和への思いを込めて

リニューアルされた、関西高校内の「白雪の庭」。3年生が卒業制作として作業に携わった

リニューアルされた、関西高校内の「白雪の庭」。3年生が卒業制作として作業に携わった