おはようございます。今朝の部屋の温度は９℃。あいにくの雨。名演技、我が人生もこうでありたいね。たゆみない挑戦の日々にしよう。今日もお元気で！
中国雑技団の民音公演が愛知で開幕 人間の限界に挑む妙技の傑作選2024年3月12日
「月明かりの夜想花」（原題「月染花容」）では、何枚もの皿回しをしながら曲芸を披露。多彩な衣装や演技中に流れる音楽も作品を形づくる魅力の一つ（9日、名古屋市内で）
「中国雑技団 MIRACLE☆ZATSUGI」の民音公演が9日、愛知・名古屋市のNiterra日本特殊陶業市民会館で開幕した。
中国雑技団は、1950年に周恩来総理の指導のもと結成された、新中国で初めてとなる国家級の雑技団である。“卓越さを追求し、レベルの高い作品を創る”との芸術理念を掲げ、人間の限界に挑む妙技を磨き続ける。
伝統を継承しながら創意工夫を重ねて創作した作品は、国内外のコンテストで多くの賞に輝いている。世界134カ国・地域を訪問して文化の交流を広げるなど、活躍はめざましい。
8年ぶり4回目となる今回の民音公演は、同雑技団の代表的な演目から日本初披露の新作まで、多様な作品で構成される「傑作選」である。
「クッキング・グランパ！」で、おじいさんと孫娘に扮した演者たちがアクロバティックな動きを見せる（9日、名古屋市内で）
ステージでは、ディアボロ（中国コマ）を自在に操りながら華麗な曲芸を見せる「俏花旦」や、強靱な肉体から繰り出される力強い演技と演者の豊かな表現力で、観衆を魅了したストーリー仕立ての「クッキング・グランパ！」（原題「我家有女初長成」）など、バリエーションに富んだ作品が披露された。
3メートル以上の高さにあるリングを、アクロバティックな動きでくぐり抜ける「アテナの戦士たち」（原題「聖斗」）では、場内からひときわ大きな拍手が送られた。
観衆からは「作品の持つ疾走感や美しさを感じました。重力がないような世界観に心を奪われました」「どの演目も人間の極限に迫る内容で、感動の舞台でした」等の声が寄せられた。
公演は5月1日まで。全国32都市で全51公演が行われる。
「アテナの戦士たち」。見上げるような高さに位置するリングを軽やかにくぐり抜ける（9日、名古屋市内で）