〈座談会〉 “懇談的”“双方向”の座談会革命 活力と歓喜が広布前進の源に2024年3月11日

  • いよいよこれから 新たな出発の「3・16」
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  • 〈出席者〉原田会長、永石女性部長、西方青年部長、梁島男子部長、大串女性部主任部長

 原田 東北各地できょう11日、「福光勤行会」を開催します。改めて、東日本大震災で亡くなられた方々に追善の題目を送るとともに、東北家族の健康長寿とご多幸、そして福光を心よりお祈り申し上げます。
  
 永石 東北の友は、“負げでたまっか!”を合言葉に、勇敢に忍耐強く、苦難の嵐に挑んできました。池田先生は、東北の宝友は絶対に壊されない「心の財」をもって、「人は、ここまで強くなれるのか! ここまで他者を思いやれるのか!」という、真実の仏法の力を証明してきたとつづられました。
  
 梁島 北陸・能登の同志の皆さんも今、大変な苦労をされながら、「誓願」の心を燃やし、一歩また一歩と前に進まれています。青年リーダーも、懸命に励ましの輪を広げています。
  
 原田 「すべてを断固と『変毒為薬』できるのが、この仏法であり、信心であります」との先生の言葉を胸に、“地域の灯台”にならんと、友に希望と勇気の光を送っている方も大勢います。どうか、お体を大切に。本部としても、さらに支援を続けてまいります。

創意工夫して開催

 永石 今週は各地で「3・16」記念の座談会が開催されます。先月の「世界青年座談会」に続き、今月も青年育成に主眼を置く地域が多くあります。
  
 原田 本年の活動の柱の一つは、「『座談会革命』と『励ましの拡大』で、わが地区の新たな開幕を!」です。信心の触発の場となる“懇談的”で“双方向”の座談会こそ、その鍵となります。
  
 永石 各地で創意工夫して開催されていますね。例えば、参加者の席を車座に変えて皆が発言しやすくする。「皆さんの信仰体験を聞きたい」との青年の声に応えた内容にしている地区もあります。
  
 原田 御書に「眼前の証拠」(新1419・全1045)とあります。体験談には、納得と共感と前進の力があります。
  
 大串 「青年の息吹あふれる私の取り組み」「私の“推し”」などをテーマに、グループディスカッションやサイコロトークを行っている地域もあります。
  
 西方 未来部員から「祈りがかなったことを通し、お題目のすごさを丁寧に教えてくれて感動した」「司会などの役割を務めて、みんなに喜んでもらえると温かい気持ちになる」などの声も寄せられています。
  
 永石 友人を招き、得意の楽器演奏や、SDGs(持続可能な開発目標)の話などをしてもらい、「地域に開かれた学会の座談会は、新しい発見があり、参加するのが楽しみ」「ディスカッションは初めての経験で楽しかった。皆さんの丁寧な案内にも感謝です」との感想も届いています。
  
 原田 「自他・彼此の心なく、水魚の思いを成して、異体同心にして」(新1775・全1337)との御聖訓の精神が流れ通う場こそ座談会です。先生は、「座談会が充実し、活力と歓喜にあふれている限り、広宣流布の前進はとどまることはない」と教えてくださっています。さらに「座談会革命」を進め、新たな勝利の波動を起こしていきましょう。

創意工夫の座談会(グループに分かれて話し合う新潟の地区)

創意工夫の座談会(グループに分かれて話し合う新潟の地区)

 西方 巡り来る「3・16」は、師から弟子へ、広布後継のバトンが託され、出発する日です。先生は、「広宣流布への本因の決意に立ち返り、心を合わせて、新たにスタートしていく。高まる春の足音とともに、広布も、そして人生も、『いよいよ、これからだ』と、大空を仰いで前へ進む」日と宣言されています。

 原田 世界各国で、「3・16」記念の集いが開催される予定です。特にアメリカでは、青年1万人による“平和の集い”を各地で行います。これは、先生の生誕100年となる2028年への“青年10万人結集”の出発の会合です。
    
 西方 日本でも、“新時代の山本伸一”が澎湃と立ち上がっています。男子部では、2030年に広布を担い立つ若き友を“創立100周年世代”として、励ましを強化しています。
    
 梁島 先日、千葉の男子部の目覚ましい躍進の様子を伺いました。“一人残らず励ましを!”と誓い、メンバー一人一人に合わせた激励を展開した結果、この半年で、“100周年世代”の活動者が2倍に増えたのです。
    
 西方 例えば市川新世紀県では、「一人のために、皆が祈り励ます」を合言葉に、4倍の活動者増を達成。少子高齢化が進む勝浦世界県でも、見事な活動者増を成し遂げました。
    
 梁島 「青年が動き、叫べば、新時代の突破口が切り開かれる。青年が成長し、躍動すれば、支部や地区に歓喜の波動が湧き起こる」――「大白蓮華」3月号に掲載された、先生の御書講義の中の一節です。男子部は、各地で開催する「5・3」記念の総会を目指し、「折伏」と「大訪問・激励運動」に、さらに力を尽くしていきます。
    
 原田 孤立や分断が深まる現代で、「友の喜び友の歎き一つなり」(新1267・全934)との仰せのままに、深い友情と信頼を広げる創価の人間主義の行動は、“時代の陽光”です。私たちは、この誇りと自信を胸に、さらなる前進のリズムを刻んでいきたい。

世界の青年と連帯

 大串 核兵器や気候危機の問題解決を目指す、若者・市民団体の協働によるイベント「未来アクションフェス」が24日に開催されます。後援団体であり、「脱炭素社会」の実現を目指す企業グループ「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」の三宅香共同代表が、「若者世代が多く集う未来アクションフェスに、私は大きな期待をしています。脱炭素社会を実現するための、大きなきっかけになることを願っています」と語っていました。
  
 西方 インド創価学会ではSDGs推進のため、プラスチック回収等の活動に取り組んでいます(2月9・14日付の聖教に詳報)。
  
 原田 ブラジルのアマゾン創価研究所では、豊かな自然を守り、共生を推進すべく、研究支援や種子の保存に取り組み、環境教育にも力を入れています。
  
 大串 フェスに参画するSGIユースの一員として、世界中の多くの青年世代と連帯し、「今」「ここから」持続可能な未来への行動を起こしていきます。