〈四季の輝き――池田先生の心〉 戸田先生生誕の日 師弟不二の劇は永遠に続く2024年2月11日

 【写真説明】多摩川の穏やかな流れ。河川敷の淡い緑が春の風情を醸す。2016年(平成28年)3月、池田大作先生が東京・大田池田文化会館から撮影した。大田は池田先生の故郷であり、恩師・戸田城聖先生との出会いを結んだ地。蒲田支部幹事として広布の舞台に躍り出て、「二月闘争」の拡大の金字塔を打ち立てた天地でもある。
 きょう2月11日は、戸田先生の生誕日。師弟不二の歴史に思いをはせ、我らもまた、自身の壁を破る二月闘争を朗らかに!
 

池田先生の言葉

 師弟なくして、
 自分の時代だけで終わってしまえば、
 これは「小さな劇」のようなものです。
 自己満足になってしまう。
 その一方で、
 大河の流れのように、
 悠久たる人類の流れがある。
 それは、バトンタッチしながらの
 リレー競走のようなものです。
 それが師弟です。
 仏法は「師弟不二」と説きます。
 “師が上で、弟子が下”ではない。
 同じ目的に向かって、
 ともに進んでいくのです。
 
 私自身、戸田先生にお仕えして、
 深く決意していたことがあります。
 それは、「師子王」である
 師をお護りするためには、
 弟子である自分が
 「師子王の心」を取り出して、
 一切の障魔を
 打ち破ってみせるということです。
 師弟不二の実践に
 行き詰まりはありません。
 常に、
 「師匠ならどうされるだろうか?」と
 自問しては、
 「師匠のために!」と
 力と智慧を振り絞る。
 その心が自身の師子王の境涯を開き、
 あらゆる困難や試練を
 打ち破る勇気の源泉となるのです。
 
 師を持つ人生に、行き詰まりはない。
 師を持つ人生は、必ず勝利を開く。
 師を持つ人生ほど、無上の誉れはない。
 この不二の劇は、永遠に続きます。
 三世にわたる共戦を誓願した絆です。
 久遠以来、仏・菩薩の行動を貫く法を
 持ち続けてきた「永遠の同志」です。
 さあ、万年に輝き光る「弟子の大道」
 「後継の大道」「不二の大道」を、
 共々に
 走り抜いていこうではありませんか!

 ※池田先生の言葉は順に、指導選集〈下〉『広宣流布と世界平和』、「大白蓮華」2015年11月号、「大白蓮華」2015年8月号から。