【島根】〈師弟不二の島根 小説「新・人間革命」と共に〉 第3巻「平和の光」の章 あらすじ・希望の指針2024年1月15日

 小説『新・人間革命』を読み、多くの同志が希望や勇気をもらい、前進しています。
 
 本企画では、毎月初めに1章ずつ、抜粋やリーダーの決意などを紹介。今月からは追加で、毎月中旬に「あらすじ」と広布推進の原動力となる「希望の指針」を掲載していきます。
 
 ぜひ、この企画をきっかけに、小説『新・人間革命』に親しんでいきましょう!

◆◇あらすじ◇◆

 1961年2月5日、山本伸一はインドのガンジス川を訪れた。居合わせた貧しい子どもたちとの交流を通して、世界各地の繁栄と平和を念じた戸田の遺志を継ぐ、自身の使命と責任の重さを感じる。その後、寺院や博物館等を見学した一行は2月7日、ビルマへと向かう。
 
 伸一は、ビルマで戦死した長兄をしのびつつ、日本人墓地で戦没者の追善法要を行う。彼の胸には、長兄との思い出が次々と去来する。戦没者の冥福を願う祈りは、恒久平和への強い誓いとなっていた。
 
 その後、一行は、タイ、カンボジアを訪問。アジア各地で日本軍による戦争の傷跡を目にした伸一は、一人の日本人として、「幸福の道」「平和の道」を開いていこうと決意する。東洋の哲学・文化・民族の研究機関や、音楽などの交流を目的とした団体の設立を構想。一切の行程を終え、2月14日、帰国の途に就く。

◆◇希望の指針◇◆

 信心といっても、決して特別なことではありません。まず、朝晩の勤行をしっかり励行し、自分の周りで悩みを抱えて苦しんでいる人がいたら、仏法を教えてあげればよいのです。つまり、周囲の人を思いやる友情を広げていくなかで、自然に布教はできていくものです。焦る必要はありません。(312ページ)
 
 
 広宣流布のために苦労し、祈り抜いていくならば、仏の智慧が、大生命力がわいてこないわけはないということです。したがって、どんな行き詰まりも打ち破り、大勝利を得ることができる。しかし、それには精進を怠ってはならない。常に人一倍、苦労を重ね、悩み考え、戦い抜いていくことです。(314ページ)
 
 
 困難で大きな目標を達成しようと思えば、御本尊に真剣に祈りきるしかない。そうすれば功徳があるし、目標を成就すれば、大歓喜がわき、信心の絶対の確信がつかめます。だから、目標というのは、大きな方がいいんです(335ページ)