〈四季の輝き――池田先生の心〉 新しき時代の主役は「青年」2024年1月14日

 【写真説明】白い航跡を描きながら、ビル群に向かって一艘の船が進む。世界の金融・経済の一大拠点・シンガポール。2000年(平成12年)11月、池田大作先生が撮影した。この3度目の同国訪問で訴えた。「現状を破り、一歩でも二歩でも前進しようという挑戦の人は青年である」
 シンガポール創価学会の友は師の期待を胸に、社会貢献に尽力。政府の要請で同国の独立記念式典に38回出演するなど、確かな信頼を築く。善なる方向へ、自分を変え、社会を変え、世界を変えるために、青年と共に、青年の心で、さあ! 挑戦を開始しよう。
 〈「四季の輝き――池田先生の心」では、先生撮影の写真と言葉をお届けします〉
 

池田先生の言葉

 青年の心には、
 果てしない希望の青空が広がり、
 真っ赤な情熱の太陽が燃えている。
 ほとばしる勇気と
 限りない創造の泉がある。
 新しき時代の主役は青年である。
 青年が、いかなる志をいだき、
 どれほど真剣に学び、果敢に行動し、
 自身を磨き鍛えているか――
 そこに、未来の一切がかかっている。
  
 青年が大事だ。
 青年こそ世界の宝である。
 平和への希望なのである。
 大きな事業を完成させるために、
 必要なものは何か?
 ドイツの詩人ゲオルゲは、
 それは「若い力」と
 「大胆な企てを敢行する
 新鮮な精神」であると綴っている。
 (『ゲオルゲ全詩集』富岡近雄訳、郁文堂)
 新しい人材を見つけ、育てていく。
 不屈の闘争精神みなぎる
 青年を育成していく以外に、
 学会の未来もない。
  
 師と同じ大法弘通の大願に立てば、
 力は無限に湧き出すことができる。
 それが、誇り高き
 地涌の菩薩の底力だ。
 師弟の誓願の太陽は、
 母なる地球を照らし、
 未来永遠を照らす光源として、
 今、いやまして
 赫々と輝き始めたのである。
 あの国にも、この天地にも、
 友がいる。民衆が待っている。
 さあ、人類が待望してやまぬ
 「世界広布」即「世界平和」へ、
 新たな決意で、新たな出発だ。
 我は進む。君も進め。
 我は戦う。君も戦え。
 我は勝つ。君も勝て。
 我らは、共々に
 「人間革命」の大光を放ちながら、
 新鮮なる創価の
 師弟の大叙事詩を綴りゆくのだ!
 君と我との誓願の旅を、永遠に!

 ※池田先生の言葉は順に、小説『新・人間革命』第30巻〈下〉「勝ち鬨」の章、本紙2007年8月16日付「全国最高協議会でのスピーチ」、『随筆 輝く民衆の大城』〈「人間革命」の大光〉から。