〈ヤングスター〉7 茨城、富山、東京、奈良から2024年1月13日

  
 青年の模範として立ち上がり、新時代の暁鐘を打ち鳴らしていく――。連載「ヤングスター」では、地域や社会で活躍する40代を中心としたヤング壮年部の友を紹介します。
 (連載「太陽サン」と交互に掲載します)
  

  
 添田博之さん(45)
 茨城県城里町
「10年ほど前、交通事故の影響で『脳脊髄液減少症』という病気になりました。体調不良が続き退職。治療と就職活動の日々が続きました。必死に題目をあげ、希望していた営業職を勝ち取り6年間。未知の世界でしたが、学会活動で身に付けた力を発揮し、昨年は月間売り上げで1位に。組織では支部長として家庭訪問に注力。地区を越えたつながりを駆使し、励ましを送っています。“人に寄り添うこと”を大切に、誓願の道を歩み抜いていきます」

  
  
 髙橋孝史さん(47)
 東京都八王子市
「20代で完全歩合給の外資系企業に就職。結婚し、子どもを授かり、これからという時に営業成績が伸びず解雇通告を。経済的に苦しくなり、家族に心労をかけてしまいました。同志の励ましを受け“悩みから逃げない”と祈り、仕事と学会活動に奔走。翌月に支店トップの成績を上げて解雇通告が取り消しになりました。その後、転職を勝ち取り、営業マンを育成する立場に。信仰への確信を深め、区副書記長として広布拡大に挑戦する毎日です」

  
  
 大野 康和さん(47)
 富山県魚津市
「地元では能登半島地震の被害は最小限で収まりましたが、北陸復興を真剣に祈り、笑顔を忘れず、全力で取り組んでいきます。鉄道やバスなど運輸業を主とする会社に勤め、コロナ禍では仕事が激減しました。しかし“ピンチこそチャンス”との気概で、出向した関連会社の業績を黒字に。現在は本社に異動し、さらなる実証を誓っています。支部長に就任して1年。先輩のアドバイスを胸に『励まし第一』で“戦う壮年”の陣列を構築していきます」

  
  
 新賀一郎さん(46)
 奈良県上牧町
「靴下の製造販売会社で、研究開発課長として勤めています。16年前から手がけてきた靴下は、冷え性への効果が話題になり、近年のヒット商品に。昨秋には、公益社団法人発明協会主催の近畿地方発明表彰で、県知事賞を受賞しました。これまで、自身や家族の病気、職場での人間関係など、多くの悩みに直面しましたが、同志に励まされ、池田先生の言葉を読み返しては奮い立ってきました。支部長として、報恩の思いで広布拡大にまい進します」