〈座談会〉 勝利のリズムつくる回転軸 本部幹部会から希望の出発!2024年1月11日

  • 納得、共感、触発の座談会に
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  • 〈出席者〉原田会長、永石女性部長、西方青年部長、梁島男子部長、尾身池田華陽会副委員長

 尾身 今回の本部幹部会は、「世界青年学会開幕 創立100周年へ 第1回」として、盛大に行われました(7日)。海外11カ国・地域から86人の代表も参加し、まさに世界広布の新たな息吹にあふれていました。

 西方 席上、池田先生が、恩師・戸田先生との約束を果たされて、1961年11月に10万人が集った男子部総会、また8万5千人の女子部総会などの記念映像。心弾む音楽隊・鼓笛隊の祝賀演奏。使命の分野で躍動する、成人メンバーの清新な活動報告も光りました。

 梁島 韓国・金青年部長の活動体験では、仕事は“3倍努力”との指針を支えに、社会で、地域で、見事な勝利の実証を示したこと。また、昨年、池田先生の韓国SGI本部ご訪問25周年を、新入会者2万7千人という拡大で飾ったことも紹介されました。

 永石 女子学生部も、清々しく新出発しました。記念映像の先生の師子吼に皆が勇気をいただき、披露されたご揮毫の通り、世界の創価家族が「平和の心」で「生命の世紀」を勝ち開きゆくスタートとなりました。

 梁島 本部幹部会は、当初の予定を一日早めて12日(金)~16日(火)の期間、全国の会館やSOKAチャンネル個人会場で視聴できます。また、モバイルSTBでは、21日(日)まで配信されます。一人でも多くのメンバーに声を掛け、皆で集っていきます。

 永石 会館まで足を運べない方のために、モバイルSTBを使い、地域を丁寧に回り、励ましを広げてくださっている女性部のリーダーも多くいます。

 原田 本部幹部会は、「勝利のリズムをつくりゆく回転軸」であると、池田先生は示されました。本幹は、着実な広布前進の軸であり、同志の限りない「勇気の源泉」「歓喜の光源」です。今回は、一年の初めであると同時に、2030年への船出となる本部幹部会です。会館での参加に加え、地区・支部でSTBも活用しながら、皆で視聴し、意気軒高と出発していきましょう。

創立100周年の2030年へ出発を切る本部幹部会を盛大に(7日、東京戸田記念講堂)

創立100周年の2030年へ出発を切る本部幹部会を盛大に(7日、東京戸田記念講堂)

10人の「下種拡大」

 尾身 17日から21日は本年、最初の「座談会の週」です。生き生きと抱負や決意、体験を語り合う、楽しく、はつらつとした集いにしていきたいと思います。

 永石 内容も工夫をしていきましょう。功徳の体験はもとより、多くの参加者が話しやすいよう「懇談的」かつ「双方向」の進め方を心がけたいですね。

 西方 池田先生は、「座談会は、学会の生命線」にして「後継者育成の舞台」と指導されました。「納得」「共感」「触発」がある座談会から、参加者の心に希望の灯がともり、成長と人材拡大の因となることは、間違いありません。

 原田 座談会に限らず、変化が著しい現代にあって、その感覚の先取りのために、どうするか。先生は、「社会の流れや時代感覚は、青年に学んでいく以外にない」と教えてくださいました。「いよいよ信心をはげみ給うべし」(新1730・全1308)との御聖訓を胸に、青年世代を先頭に、青年に学び、青年と共に、自身も人間革命をとの心で進みましょう。

 永石 今年は、「10人の本当の友人づくり」からさらに進み、各人が「10人の下種拡大」に挑戦することが、活動の柱です。座談会では、こうした点も具体的に皆で確認し合いたいですね。

 梁島 男子部は昨年から、「10人への下種拡大」と「大訪問・激励運動」の2本柱で先駆。各地で弘教や人材拡大が結実しています。岐阜の県男子部長は、父が信心に反対でしたが、20年間におよぶ対話が実り、1月2日、晴れて両親が入会されました。座談会で学会家族の温かさに触れ、決意されたそうです。

 西方 池田先生は、青年に呼びかけられました。「師に代わって立ち上がるのが弟子です」と。「我、新時代の山本伸一なり!」を合言葉に一層、勢いを増して、一人一人が「師弟誓願の戦い」を起こしていきます。

 梁島 福岡の地区リーダーは、仕事で悩む中、先生の指導に触れて奮起。昨年11月18日に、人生初の御本尊流布を成し遂げました。その新入会の友と一緒に、さらに新たな友人を交えて座談会に参加したところ、その友も信仰体験に感動し、歓喜の入会となりました。

 原田 下種といっても、肩肘を張る必要はありません。「耳にふれぬれば、これを種として必ず仏になるなり」(新697・全552)です。信仰を通した普段の生活や活動、考え方を、ありのままに語っていくことです。座談会やSOKA連続セミナー等の行事に加え、創価学会公式Youtubeチャンネル、また、18日に発刊される『ワールド セイキョウ VOL.4』など、手軽に活用できる「下種のツール」も、たくさんあります。楽しく勇んで、対話へ打って出ようではありませんか。

復旧と安穏を祈念

 永石 連日、報道が続いている能登半島地震ですが、いまだ余震が続くなど現地は予断を許さない状況です。全国の同志と共に、一日も早い復旧と無事安穏を、真剣に祈ってまいります。

 西方 被災地の会館では、いまだ断水等が続いている中、スタッフは状況把握や被災者の支援に、全力を挙げています。誠に申し訳ありませんが、被災地の会館への個別の安否確認、救援物資や「寄せ書き」などお見舞いの品の申し出は、ご遠慮いただきたいと思います。また、義援金についても、公的機関をご利用ください。

 原田 創価学会本部でも、地震が発生した1日、ただちに災害対策本部を設置し、日々、北陸方面、信越方面、石川、富山、新潟、長野の対策本部と連携しながら、一人でも多くの方が安心、安全を確保できるよう、被災者への支援・救援活動に努めています。皆さまの真心に、厚く御礼を申し上げます。何卒ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。