〈第1回本部幹部会〉 清水愛女子学生部長のあいさつ(要旨)2024年1月8日

  • 創価の希望の哲学を語り広げる

 一、このたび、女子学生部長の大任を拝しました、清水愛と申します。池田先生のお心を受け継ぎ、平和の世紀を開く女子学生部を、中沢書記長と力を合わせ、築いてまいります。

 私は“学会4世”として、先生の故郷、東京・大田区で生まれ育ちました。念願だった創価女子短期大学に入学後、参加した女子学生部の会合で、福運と智慧の両方を兼ね備えた「福智の青春」を歩む大切さを教えていただきました。私も、自他共の幸福のため、先生のように、友に希望を届ける仏法対話を決意。最初は緊張で思うように話せず、時には「もう、その話はしないで」と言われ、自信をなくし、悔しい思いもしました。しかし、小説『新・人間革命』を読むたび、“先生の弟子なのだから、何も恐れることはない”と無限に力が湧きました。

 「法華経を耳にふれぬれば、これを種として必ず仏になるなり」(新697・全552)との御文を胸に、一人また一人と対話し続ける中、2人の友人に、お守り御本尊を流布することができました(拍手)。

 そのうちの一人は、当時、就職活動や人間関係で悩んでいました。「絶対にこの信心で幸せになれるよ。創価というのは価値創造なんだよ」と語ると、友人は自分も価値創造の人生にしたいと晴れて入会。共に教学を学んでいた時、友人が、「この御書の厚みは大聖人様からの私たちへの愛情だね」と言うのです。その一言に、感動で胸がいっぱいになりました。

 彼女は池田華陽会の仲間と信・行・学に挑戦する中、悩みを乗り越えることができ、幸福の大道を歩んでいます。

 一、世界桂冠詩人である池田先生は、女子学生部に長編詩「幸福と平和の追求の勝利者たれ!」を贈ってくださいました。「良き友人を持つことは/幸せである。/良き先輩を持つことも/幸せである。/人のために戦うことは/さらに幸せである。/平和のために戦う人は/有名な権力者たちよりも/はるかに幸せであり/偉いのだ」と。

 世界の混迷と分断が深まる今、女子学生部は桜梅桃李の舞台で、縁する友に「生命尊厳」「万人尊敬」の創価の哲学を語り広げる使命があります。池田先生の弟子として、祈りを根本に折伏に挑戦し、「ついに願うべきは広宣流布なり、世界平和なり」との師弟の誓いを、必ず果たしてまいります(拍手)。