〈座談会〉 希望と決意あふれる誓いの船出 皆が青年の息吹で勇躍前進2024年1月4日

  • 新成人の晴れの門出にエール
  •   
  • 〈出席者〉原田会長、永石女性部長、西方青年部長、梁島男子部長、林池田華陽会委員長

 原田 はじめに、このたびの能登半島地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。いまだ余震への警戒が必要とのことですが、一日も早い復旧を、真剣に祈念してまいります。

 林 学会創立100周年への7年。世界広宣流布の新たな鐘を打ち鳴らす、大切な最初の年がスタートしました。

 梁島 全国の新年勤行会では、各地で新入会の友も誕生し、希望と決意あふれる誓いの船出となりました。久しぶりに会館に集った友も多くいます。全世界の同志と、異体同心で勇気の前進をしていきたいと思います。

 原田 総本部に来られた方々も、“師のもとから出発を”との思いで、折伏・弘教や自身の成長の目標などを掲げ、報恩と勝利の戦いに燃えていました。

 西方 池田先生は遠大な未来を見据え、青年に、世界中の全同志に、宝のご指導を残してくださいました。「広宣流布の誓願で結ばれた師弟は、永遠に一緒に生き抜き、一緒に戦い抜いていくと約束されているのです」と教えてくださったことが今、いや増して輝きを放ち、胸に迫ってきます。

 原田 振り返れば、創立80周年を迎えた2010年の年頭、先生は「歩いた分、前進できる。進んだ分、道が広がる。学会は永遠に前進する」と呼びかけられました。師の心をわが心として、地域に、社会に、未来に幸福と平和と勝利の大道を断じて広げる――今再び、皆が青年の息吹で、わが誓願の人生を力強く進んでいきましょう。

元日の陽光が総本部を照らす。世界広布の新たな歴史が幕を開ける

元日の陽光が総本部を照らす。世界広布の新たな歴史が幕を開ける

平和の連帯を強く

 西方 いよいよ今月から「世界青年学会 開幕キャンペーン」が始まりました。本年3月30日は、池田先生が、広布伸展の原動力として、青年部の室長に就任されて70周年です。先生は、“世の悲惨と不幸をなくしたい”と願われた恩師に応え、青年10万の結集も、全責任をもって成し遂げられていきました。

 林 3月には、核兵器や気候危機といった世界的な課題の解決を目指す若者・市民団体の協働による平和イベント「未来アクションフェス」が開催されます。

 原田 私たちは、まず、この2月の「世界青年座談会」を勝利してまいりたい。「仏種は縁より起こる。この故に一乗を説く」(新1953・全1467)です。今月、どれだけ、わが地区・支部の青年世代一人一人と会い、語り、励ませるかが鍵です。

 梁島 現在、実施している「青年意識調査」や対話を通じて、生命尊厳の仏法の哲理や学会の平和・文化・教育の運動、そして、世界にその大道を開いた池田先生の偉大な足跡に接し、決意を深めているメンバーも多くいます。今こそ、学会の真実の姿を堂々と語ってまいりたい。

 林 池田華陽会は、今月を中心に「華陽カレッジ」を行います。女性部一体の温かな励ましの中で、昨年は、“新しいメンバーが参加できた”“初めて学会の会合に参加し、楽しかった”等の声が多く聞かれました。今回も、はつらつと集い、広布と平和のスクラムを大きく広げていきます。

 永石 今年、池田華陽会は、皆が“平和と希望の種をまく下種チャレンジャーになろう”と掲げ、進んでいきます。御書に「仏心とは、大慈悲心これなり」(新1070・全769)と仰せの通り、友の幸福を祈り、地区で団結し、折伏にまい進していきたいと思います。

 原田 今年の活動方針の第一は、「『青年世代』と『未来部』が生き生きと活躍する世界青年学会を!」です。未来を開くのは、従藍而青の若人です。若き人材の拡大と育成に総力を挙げていきましょう。

 永石 今、「創春ミーティング」を通じた取り組みで、ヤング白ゆり世代の幸の輪が、大きく広がっています。その陰には、どこまでも「一人」を大切に、祈り、寄り添い、励ましてくださる先輩の姿があります。

 西方 社会と学会の宝である未来部員にも、もれなく光を当てていきたいと思います。1、2月は受験シーズンでもあります。そうした家庭の状況に十分な配慮をし、こまやかなエールを送っていきましょう。

 原田 日本も世界も試練に直面する中ですが、池田先生は、後継の弟子に「最も大変な“冬の時代”にこそ、人々の“新たな春”を断固と勝ち開く! ここに、創価の誉れの原点があり、使命があります」と語られました。一人一人が、自身の使命の舞台において、師弟共戦の魂で、勇進しましょう。

スタートで決まる

 梁島 8日を中心に「成人の日」の集いを行う地域もあります。13日から16日に配信される本部幹部会(会館・SOKAチャンネル個人会場に配信。モバイルSTBは21日〈日〉まで配信)の参加をもって、その意義をとどめるところもあります。

 永石 新成人また青年の皆さんと一緒に、私たちも、清新な決意で本部幹部会に集い合いましょう。仏法には、年代や立場など、あらゆる差異を超えて、尊敬しあえる智慧があります。池田先生のご指導を胸に、祈り、実践する中で、未来を照らす希望の大光が広がっていくと確信します。地区においても、ますます温かな人間共和の連帯を築いていきたいと思います。

 原田 先生は、一年の勝利も「勝負の大半は、スタートで決まってしまう」と語られたことがあります。「未来の果を知らんと欲せば、その現在の因を見よ」(新112・全231)です。さあ、世界青年学会の建設に、勢いよく一年のスタートを切りましょう。