〈座談会〉 さあ、世界青年学会の建設へ! 報恩の心で新しき広布拡大を2023年12月28日

  • SNSは聡明に価値的に利用
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  • 〈出席者〉原田会長、長谷川理事長、永石女性部長、西方青年部長、横井女性部主任部長

 原田 この12月、日本国内また世界中の多くの池田門下の同志から、広布誓願の決意に燃えた出発の報告が届いています。改めて、本年の全同志の大奮闘に深く感謝を申し上げます。
  
 長谷川 明年は、4年ぶりとなる「新年勤行会」からスタートを切ります。普段はなかなか会合に参加できない方や家族の皆で、集い合える絶好の機会です。「一家和楽」「健康長寿」を祈り、元気に出発していきましょう。
  
 原田 世界広布が大きく伸展する中、五大州の各国でも、にぎやかに「新年勤行会」が開催されます。私たちは、ますます発展する各国の同志と異体同心で、「世界青年学会」の建設を勢いよく進めていきたい。
  
 永石 創立100周年を目指す「勝負の7年」の開幕となる明年は、全リーダーが太陽の心で励まし運動に徹し、「新しき広布拡大の金字塔」を打ち立てていきたいと思います。
  
 長谷川 希望の船出となる1月の本部幹部会を、「世界青年学会開幕 創立100周年へ 第1回本部幹部会」として開催することも決定しています。
  
 原田 1月から3月にかけては、「世界青年学会 開幕キャンペーン」を行います。「青年世代の活動者増」「青年世代への対話拡大」を目指し、各部が一体となって、「訪問・激励」「折伏・弘教」に総力を挙げていく運動です。
  
 永石 2月を中心に「世界青年座談会」も行われます。青年世代(男子部、男女学生部、池田華陽会、ヤング白ゆり世代)と未来部の一人でも多くの友が参加できるよう、皆のもとへ足を運び、心通う対話をしていきたいと思います。また、友人にも積極的に参加を呼びかけていきましょう。
  
 西方 3月には東京の国立競技場で、若者・市民団体の協働によるイベント「未来アクションフェス」が実施され、学会青年部もSGIユースとして参画します。この日を目指し、核問題や気候危機に関する若者の意見を聞く「青年意識調査」が行われ、国連などに届けられる予定です。
  
 横井 40代以下の日本在住の方が対象で、専用のウェブサイトから回答できます(本紙23日付1面などに掲載)。一人でも多くの方の声を届けられるよう、SGIユースとしても積極的に携わっています。
  
 永石 24日付の聖教新聞には、気候変動対策の国連の会議「COP28」に参加した、イタリア女子部書記長の「市民社会の連帯を後押し」、インド女子部長の「誰もが『変革の主体者』」とのタイトルの手記が載っていました。SGIユースの運動の世界的広がりを心強く思います。
  
 西方 私たちは、「生命尊厳の哲理」を持つ創価の青年として、志を同じくする個人や団体と協働し、人類が直面する難題の解決に果敢に挑み、持続可能な地域・世界の構築に、さらに貢献していく決意です。

世界宗教へ飛翔する創価学会(スペイン・バルセロナの友)

世界宗教へ飛翔する創価学会(スペイン・バルセロナの友)

新入会の友の躍動

 横井 5日付の聖教新聞に掲載されていた、SGI各国で躍動する新入会の友の声に、とても感動しました。インドの男子部の方は進路に行き詰まっている時、友人から「この信心は、必ず力になるよ」と声をかけられたそうです。
 一緒に唱題を始め、コロナ禍による外出制限があった際は、友人から勧められた池田先生の書籍『青春対話』をむさぼるように読み、オンライン座談会にも出席。入会以来、人生が百八十度変わり、大きな夢を持てるようになり、信心を根本に次々とかなえていきます。
  
 西方 「経済的に安定したこと以上に、信心の確信をつかめたことが、私にとって一番の勝利です。また、3人の友人が新たに入会し、彼らもまた功徳の体験を得ていることをうれしく思っています」と語る姿が印象的でしたね。
  
 横井 3日付に掲載されていたスペイン・バルセロナの女子部の方は、「宿命は必ず変えられる」「その変革の力は自分の内側にある」との言葉に強く感銘を受けて入会。その通りの体験を通して、「自分次第で環境は変えられる。この考え方が多くの若者にも魅力に映っている」と力強く述べていました。
  
 長谷川 日蓮大聖人は「法が自然と広まることはなく、人が法を弘めていくゆえに、人も法もともに尊いのである」(新2200・全856、通解)と仰せです。妙法の力は偉大であり、それを弘める人も偉大なのです。
 池田先生の不惜の闘争によって今、世界広布の道は大きく開かれ、これほどの地涌の民衆の連帯が築かれています。新たな発展の時が到来していることを実感する日々です。
  
 原田 先生が常々教えてくださっていたように、「信心とは勇気」です。
 私たちは、「広布拡大こそ、師への最大最上の報恩の道」であることを命に刻み、弟子として誓い新たに、「折伏・弘教」「訪問・激励」に挑み、「広布拡大」の道を一歩また一歩と歩んでいきましょう!

不用意な拡散慎む

 西方 さて、SNSは、現代人の多くが利用する便利なツール(道具)です。学会本部や聖教新聞社としても、公式のX(旧ツイッター)やユーチューブ、インスタグラムのチャンネルを通して、仏法の理念を広く社会に発信しています。
  
 永石 そうした時代だからこそ、「的確に情報を扱う能力」「使いこなす力」が、ますます重要になっていますね。私たちは、誤解を受ける可能性がある内容や表現、不正確な情報を発信しないよう心がけたいと思います。
  
 長谷川 不用意な発言や拡散により、他人に迷惑をかけたり、個人の名誉を傷つけたりしてしまう可能性があるのが、SNSの特徴です。プライバシー権などの侵害に当たるような投稿は絶対にしないよう、十分に注意し、声かけもしていきたいと思います。
  
 原田 「わざわいは口より出でて身をやぶる。さいわいは心よりいでて我をかざる」(新2037・全1492)です。この年末年始も私たちは、聡明に「希望の対話」「励ましの対話」を広げ、地域に社会に、幸と希望の連帯を拡大していきましょう。