名字の言 学会の真実を伝える信仰体験2023年12月16日

 明るく、元気な“南米の風”が、総本部に吹き込んだ。今月、広宣流布大誓堂の誓願勤行会に参加するため、アルゼンチンから22人のSGIメンバーが来日。世界聖教会館の見学に訪れた▼「いつも日本の皆さんから希望をもらっています!」と語ったのは、同国SGIの機関誌の編集スタッフ。記念にと、完成したばかりの今月号を贈呈してくれた。そこには本紙で紹介した日本の会員の信仰体験も、承諾を得て掲載されていた▼「聖教新聞を、日本中、世界中の人に読ませたい」との戸田先生の熱願を胸に、名実共に“世界の聖教”へと発展させた池田先生。今や52カ国・地域で90の姉妹紙誌が発行され、毎月のように、日本の同志の体験談を転載したい、との依頼が届く▼体験とは「生きた宗教」の証しである。体験には日蓮仏法の哲学の深さ、現実変革の信仰の強さが如実に表れる。学会の真実を伝えるのに、生き生きとした体験ほど説得力のあるものはあるまい▼本年の掉尾を飾る座談会が、各地でにぎやかに開かれている。明るい会合の秘訣について池田先生は「どれだけの人が功徳の体験を語れるかが勝負です」と。日々の着実な「信行学」の実践を確認し合い、共々に“功徳の大輪”を咲かせよう。(藍)