友情育む「信頼の長者」たれ 池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」2023年10月22日

 【写真説明】荒川に架かる東京の千住新橋。日光街道がこの新橋を渡って対岸の千住へと続き、足立区や荒川区のにぎやかな町並みが広がっている。1988年(昭和63年)6月、川沿いの首都高速道路を走る車中から、池田大作先生がシャッターを切った。
 今月24日、社会部、専門部、団地部から新名称となった幸福城部、そして農漁光部が結成50周年を迎える。日蓮大聖人は、仏を「大橋梁」(新53・全188)と譬えられた。職場や地域で「信頼の灯台」と光り、友情の橋を架けゆく人こそ仏法者。変化の激しい時代にあって、社会本部、地域本部の友の使命はますます大きい。
 

池田先生の言葉

 わが尊き同志たちも、
 厳しき
 現実の社会にあって、
 千差万別の逆境と
 戦っている。
 一時は
 負けたように見えて、
 悔しさに
 血涙をしぼる時もある。
 しかし、
 仏の異名は「世雄」。
 社会で絶対に勝利しゆく
 大英雄である。
 この仏の大法を
 持った我らには、
 乗り越えられない
 苦難はないのだ。
  
 平和の起点は、
 近隣同士が
 日常的に助け合い、
 互いを
 知り合うことである。
 近いが故に難しく、
 近いが故に
 見落とされがちなのが、
 「近所付き合い」だ。
 隣人に心を配り、
 近隣に
 友好の花園を育みゆく
 「人の振る舞い」が、
 いかに尊いことか。
  
 声を出す。
 声をかける。
 声を届ける。
 それが
 「善縁の拡大」につながる。
 また、それが、
 自他共の
 「幸福の拡大」になるのだ。
  
 「信心即行動」
 「仏法即社会」である。
 一人一人が
 「地域の灯台」となって
 光っていくことが、
 広宣流布の実像である。
 「朗らか長者」
 「信頼の長者」として、
 一人一人を味方にし、
 仲間を広げながら、
 わが人生を誇り高く
 飾っていって
 いただきたい。
  
 私は、わが同志と
 一人一人握手する思いで
 申し上げたい。
 君よ、貴女よ、
 地域広布の勇者たれ!
 今日も生き生きと
 「希望の種」「友情の種」
 「平和の種」を蒔き、
 爛漫と
 花を咲かせていくのだ!