〈御書と未来へ〉 友に「希望の種」「幸福の種」を2023年10月4日

〈御文〉

 妙法蓮華経と唱うる時、心性の如来顕る。耳にふれし類いは、無量阿僧祇劫の罪を滅す。一念も随喜する時、即身成仏す。たとい信ぜざれども、種と成り、熟と成り、必ずこれに依って成仏す。〈一念三千法門、新362・全415〉

〈通解〉

 妙法蓮華経と唱える時、心性の如来(仏界)があらわれる。耳に触れた人々は、無量阿僧祇劫の罪を滅する。一念も随喜する時、即身成仏する。たとえ信じなくても、下種となり、熟益となって、必ずこれによって成仏する。

〈池田先生が贈る指針〉

 妙法を耳に入れれば、成仏の直道が開かれる。その時は信ぜずとも、自他共に無量の功徳が広がる。
 創価の対話は、万人の生命に「希望の種」「幸福の種」「平和の種」を蒔きゆく下種仏法の極意なのだ。語った分だけ、必ず仏縁が結ばれる。
 “種蒔く人”の誇り高く心広々と、あの友この友の仏性を呼び覚まそう!

※前回は9月29日付