母よ 幸あれ! 和楽あれ! 池田先生の写真と言葉「四季の励まし」2023年5月14日

 【写真説明】白と黄のゆりの花が凜と咲く。2011年(平成23年)5月、池田大作先生が都内でカメラに収めた。
 ゆりは古来、母性の象徴とされ、人々に愛されてきた。白ゆりは、女性部のシンボルでもある。
 かつて先生は詠んだ。「白ゆりの 不思議な香りは 天までも 昇りて諸天も 我らを護らむ」
 母の慈愛が、どれほど深く尊いか。日蓮大聖人は「『大悲』とは、母の子を思う慈悲のごとし」(新1005・全721)と、仏法の大慈大悲を“母の心”に譬えられている。
 きょうは「母の日」。生命を育み、輝かせゆく母たちに、心からの感謝を伝えたい。
 

池田先生の言葉

 母は、
 わが家の太陽である。
 いな、
 世界の太陽である。
 いかに暗き
 厳しい状況になっても、
 母がいると
 笑顔の満開の光が
 消えることはない。
  
 母が輝けば、
 周囲の暗闇も明るくなる。
 笑顔の花が
 一輪また一輪と咲き薫る。
 広布の道を進む
 母の祈りと行動は、
 必ず地域再生の
 大きな力になっていく。
  
 生命を育む力。
 生命を尊ぶ心。
 本来、
 「命」そのものに
 国境も差別も格差もない。
 あってはならない。
 それを誰よりも実感し
 知悉しているのは、
 女性である。
 創価の女性たちは、
 生命尊厳の大哲学を掲げ、
 一人の人を大切にする
 実践をたゆみなく
 積み重ねている。
 それが、
 いかに重要な
 平和創出の意義を
 持っているか、
 計り知れない。
  
 人を育てる苦労と喜びは
 何と尊く、深いものか。
 わが子のため、
 わが友のため、
 祈り、悩み、尽くす。
 その目に見えない
 労苦と奮闘は、
 必ずや自分自身の生命の
 福徳となって積まれる。
 そして、その福徳が、
 そのまま、
 わが子に、わが友に
 伝わっていく。
  
 今ほど、母の願いが、
 皆の心に
 深く響く時はない。
 今ほど、母の声が、
 皆に勇気を贈る時はない。
 母よ、強くあれ!
 幸あれ! 和楽あれ!
 健康あれ!
 偉大なる
 「人間世紀の母」たち、
 万歳!