桜舞う「4・2」――師弟の絆は永遠に 池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」2023年4月2日

 【写真説明】厳寒の季節を越えて、桜が咲いた。爽やかな春空の下、命を燃やして――。それを見守るかのように、第2代会長・戸田城聖先生の胸像が立っていた。2008年(平成20年)4月、東京・八王子市の牧口記念庭園で、池田大作先生が恩師を偲びつつ、カメラを向けた。
 きょう4月2日は、戸田先生の祥月命日。先生が逝いて65年となる。かつて池田先生は詠んだ。
「師弟不二 三世に薫る 桜花」
 師を思えば力が湧く。師との誓いを果たさんとする中に充実も喜びもある。それが創価の誉れの生き方である。桜花彩る「4月2日」から凱歌の太陽輝く「5月3日」へ、師弟の底力を示す時が来た。
 

池田先生の言葉

 「本物の道」が一つあれば、
 人生に迷うことはない。
 それが「師弟の道」である。
 師匠の道を歩み、
 師匠の道を広げながら、
 そこに
 さまざまな花を咲かせ、
 実を結ばせていく。
 それが弟子の道である。
  
 偉大な師匠と
 同じ時代に生まれ、
 同じ理想を目指し、
 同じ祈りで
 邁進しゆく人生ほど、
 素晴らしいものはない。
 ありがたいものはない。
  
 師弟の一念が合致して、
 祈り切っていくところに、
 計り知れない力が出る。
 「祈り」は即「行動」だ。
 ゆえに
 広布と人生の勝利のため、
 一つ一つ祈り、真剣勝負で
 行動していくのだ。
  
 どこまでも
 「師弟の道」を根本に、
 弟子が互いに励まし合って
 いく中にこそ、
 異体同心の団結が
 結ばれる。
 「師弟不二」と
 「異体同心」こそが、
 仏法を実践する
 最重要の原理であり、
 人間革命の急所なのだ。
  
 仏法の師弟の絆は、
 三世永遠である。
 この絆は誰人も
 壊すことはできない。
 常に、師と共に
 使命の天地に生まれ、
 元初の誓願を
 果たしていくのだ。
 苦悩渦巻く娑婆世界を、
 常楽我浄の仏国土へと
 忍耐強く
 変革していくのだ。
  
 どこまでも勇敢に、
 一つ一つ勝ち切っていく。
 そこに
 無量の功徳が集まり、
 無辺の善根
 広がっていく。
 わが親愛なる同志よ、
 友情を広げゆこう! 
 正義を語り抜こう!
 そして「5・3」を
 晴れ晴れと勝ち飾り、
 洋々たる広布の新航路を、
 共々に開いていこう!