この業界で、それなりに経験を積んでくると
プロジェクトマネージャという
たいそうな役目をいただくことがある。
大手の企業がプロマネをやって
外注先のパートナーさんを使って
システムを設計して、構築して、テストして、導入する。
プロジェクトには2種類ある。
うまくいくプロジェクトと
うまくいかないプロジェクトだ。
何が違うのか?
そもそも、うまくいくプトジェクトとは
どんなプロジェクトなのか?
ここでは
「うまくいくプトジェクト」=「QCDをしっかりコントロールできているプロジェクト」と定義しよう。
QCDをコントロールするためには
何をしないといけないのか?
これらは相反する要素であることを
認識しないといけない。
品質を高めようとすれば、投入する時間は長くなりコストは高くなる
また、納期も遅くなる
コストを低く抑えようとすれば、品質は悪くなる。
人を投入できないので納期も遅くなる。
納期を短くしようとすれば、人を投入するのでコストは高くなる
レビューする時間が確保できないので品質は低くなる
とかとか、
あちらを立てると、こちらが立たん!!
1つを思いっきり高得点にすると
残りが死ぬ。。。
そうか。
全てについて100点満点を求めてはいけないのだ。
最高を目指すのではなく
お客様が納得いただけるように
バランスを取り続けることが重要である。
さて、プロジェクトがうまくいかなくなる原因は
作業量の増大!
正確には想定作業量と実際作業量の大幅な乖離!
なので、スコープ管理こそ力を入れるべき。
と言っても、最初に全ての作業を見込むことは不可能。
現実的には追加作業の発生は必ず発生する。
追加作業が発生しても混乱しないようにするためには
余裕度を把握しておく