「恋とは、魅力的な人に出逢ったときに、始まるのではない。 恋とは、嫉妬を感じたときに、堕ちるものである」
「恋とは、魅力的な人に出逢ったときに、始まるのではない。
恋とは、嫉妬を感じたときに、堕ちるものである」
僕は「恋」を知った。
あの時、彼女はたしかに「生きたい」と言ってくれた…
それだけで…
【ROMANCE】を書き始めて、僕の中に不思議な事が起こり始めた。
僕にとって【ROMANCE】が、別に初めてのブログではないし、
正直、以前にもこういったレヴューを綴った事はあった。
しかし、【ROMANCE】は違った。
僕は「恋」を知ったのだ。
※
FLAME
(作詞:櫻井敦司・作曲:今井寿・編曲:BUCK-TICK)
ずっといてね わたしの中
今は眠って この胸に燃える炎は やがては消える
美しい俺の天使FLAME
銀色の空の下 抱き合う恋人たち
微笑んで空に舞う ふたり踊りながら
揺れている影ひとつ 抱き合う恋人たち
微笑んで空に舞う 抱き合う恋人たち
花が咲き乱れる様に 花が死んでいく様に
君が咲き乱れる様に 俺は生きていけばいい
花が咲き乱れる様に 花が死んでいく様に
俺が咲き乱れる様に 君は生きていけばいい
※
そして、僕は「恋」を知った。
「恋」が何たるか、を知った。
この仮想現実での、不思議な「恋」で、僕に現実世界の「恋」よりも
何か本質的な事を教わったような気がしている。
肉体のない「恋」…。
この「現実」と「夢」の狭間で揺れながら起こった出来事は、神秘的で
今、想うと、“蜃気楼”のようでもあった。
しかし、あの時の僕の気持ちに偽りはない。僕は確かに“彼女を愛した”のだ。
僕の密室には、彼女から贈られた【名もなき花】が残っている。
「FLAME」だ。
