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ぎゅわんぶらあ自己否定派

負け組ぎゅわんぶらあが、負け方をきっちりと説明します。
その他、ギャンブルについての考察とか。
実践記とかはあまり書くつもりはなくて、ギャンブルの本質について何か書ければと思っています。

オムロンなどのメーカーがウォークスルー型の顔認証システムをホールへ販売していることはもうかなり有名な話。
あまり詳しい話はできないけど、僕はこの関連のシステムについては詳しい。
なぜならこの関連の仕事をしたことがあるから。
信用の問題なので詳しい話はできないけど、今の顔認証システムの精度は本当にすごい。
本人認証(識別)の精度だけではなく、性別、年齢の推定なんかもかなり精度高いです。
私も性別は当然のことながら年齢までほぼ当たってました。(推定の時の年齢は±5歳とか、そういう幅を持たせて表示させるのですが、その中心値と実年齢が1~2歳しか違わなかったので、びっくりした記憶があります)

さて、こういう仕組みが出てくるとやれ遠隔だの個人攻撃だのという話が出てきます。
そりゃ疑われて当然の話。

だけど、実際は個人レベルで遠隔操作なんてしないでしょうね。
それは違法にあたるので、ハイリスクで得るものが少なすぎる。

じゃあ、なんのために導入してるのか?
という話ですが、これは間違いなくCRM(顧客管理)のためです。
この話も散々いろんなところで議論されている話なので、今更ですが。

つまり、顧客の性別や年齢ごとに滞在時間、使った金額、打った台、来店の時間や回数などをデータとして取ることで、呼び込みたい層にウケそうな新台の選択をしたり、撤去する優先順位をつけたり、あるいはPOPやメルマガの内容を変えたり、まあ、そういう施策へつなげていくためのデータの蓄積でしょう。
というか、少なくとも表向きはそうでなければならないはずですし、おそらくメーカー営業なんかでも本当にそう言って営業していると思います。

が、ここからがパチンコの闇の話。
昔からパチンコには遠隔操作のソフトが導入されたり(ボナンザ事件なんかもありましたね)、裏基板があったり、まあ、大きなお金が動く以上、必ず裏の人間が活躍する世界ではあります。

表向は顔認証データはCRMに使われ、ホールの経営の効率化や売上向上のためのものとなっていますが、私はこの仕組みは顧客の勝ち負けを平にするための仕組みに自然と移行していく(か、すでにそうなりつつある、か、すでになっている)だろうと考えてます。

具体的には、顧客にパーソナライズされた出玉、ストーリーを自動的にコンピュータが用意し、勝ちと負けを繰り返しつつ、真綿で首を締めるような絞り方をしていく、ということです。
つまり、できるだけ長期間に渡って80%還元(か70か90かしらないけど)を続けることを目的とした仕組み作りです。
これの怖さは依存症の促進です。

負け続けると大抵の人はすぐにやめてしまう。
今のパチンコは昔よりも負けやすいし、離脱率は高いと思いますが、最初はそこそこ勝てそうなイメージをつけておき、長期的な視点で回収していく。

もうパチンコは焼畑農業する畑がないことを理解しているので、畑を焼かずに済む方法を模索しているはずです。
それには、一見公平に全ユーザを平均的に負けさせるしかない。
で、負けてても店に通わせるために依存症にさせるしかない。
それでしか生き残っていけないはずです。
本当は技術介入要素が強く、上手い人が勝ち、素人が負ける、という従来の仕組みでやりたいでしょうけど、今後は玄人素人関係なく、満遍なく取っていくんじゃないかなあ。

顔認証。今後どうやって使われていくかは想像に難くないですね。

個人遠隔は違法です。
それとオンデマンドでの出玉操作も(個人をターゲットにしていなくても)違法なはず。
ホルコンの出玉調整はよくわからない(知らない)。
いずれにせよ、法律の裏側をすり抜ける方法は多分ある。




さて、もう一つの話題。
顔認証メーカーの立場ならどうするか。

僕がメーカーの立場なら、システムの販売にあたって一つ条件をつけると思います。
それは、店舗のデータを自社サーバへ収集し活用することに同意すること。

本来店舗と顧客の間では、顔認証のデータを採取するにあたり何らかの同意が必要なはずです。
私はそんなことに同意した記憶はありませんが、何かの行動の代償として知らないうちに同意したことになっているのかもしれません(例えば入店することは顧客情報を採取し活用することがあることに同意するものとする、とか)。
本来こういった同意事項がどこかに書かれているならば、ホールのデータ管理に使い、他に活用しません!と書かれるべきですが、同意書が明示されていない以上、ホールはそこに『採取した個人情報は、自社のデータ管理のため、ならびにマーケティングに活用するために秘密保持契約締結済みの第3者(顔認証メーカー)に提供することがあります』とか書いておけば提供できるようになる。

ちょっと話が脱線したけど、つまり顔認証システムのメーカーはそうやって各店舗のデータを集約することをやりたいはず。
というか、僕ならそうします。

集約したデータはどうなるか。
店舗では店舗⇔客間のデータ管理(および、もしかしたら今後出玉管理)に使われるけど、そのデータがシステムメーカーに流れた瞬間に、その個人情報は多大なマーケティング情報に昇華するはず。

つまり、あなたが最近A店に顔を出さなくなったのは、B店に頻繁に顔を出すようになったからであって、その理由はB店に置いてあるXという機種が好みだから、とか、まあビッグデータをそうやって詳細に見ることはないにしても、人の流動傾向とか、そういうデータになるということ。

そうすると今頭取りとかやってることがシステムメーカーではそんな人件費をかけずともできるようになる(しかも、より詳細なデータで)し、今度はそれをホールへコンサルティングする、というビジネスモデルが成り立つようになる。

ビッグデータとパーソナルデータをフル活用する方法を提案することが、今後のシステムメーカーのビジネスになっていくのではないかと思います。
というか、僕がメーカー勤務ならそういう企画書を作るでしょうね。

いまオムロンアミューズメントがそれに近い仕組みを提供しているようです。
PACHINKO225で検索すれば出てきます。
これはかなり抽象的なデータセットになっていると思いますが、この仕組がもっと精度があがってくれば、超高額で取引されてもおかしくないデータになるはずです。
それこそ、パチンコ店向けのデータだけでなく、あらゆる業種に使えるデータになるはず。
ようするに『バカどもの行動データ』なわけです。

以前、JRの改札周りで個人データを勝手に収集してた件が騒がれたことがあります。
普通、そうなる。
勝手に個人情報抜いてんじゃねーよ。と。

でも、パチンコ店でも同じことをやってるのにあまり騒がれてない。
その違いは何か。
なんとなく僕には想像つきます。
まあ、口には出さないけどw



何のオチも内容もない殴り書きになっちゃったな。