連休明けの月曜日、学校へ行けなかった息子に、専門学校の諸経費の支払い期限が迫っていることと、学校を続けるかどうかを考えるようにと話した。


火曜日からは「朝だよ。今日は学校どうする?」と聞くと「行く。起きる。」と返事をするようになった。


とは言え、なかなか目が覚めないことは変わらない。


火曜日、ご機嫌で支度をしていたのは良いけれど、どう考えてもバスには間に合わない。「送ろうか?」と聞くと、ちらりと時計を見て「ププッ」と吹き出した後、「お願いしやす」と。はいはい、もちろん送っていきますよ。


そんな感じで、朝バスで行けたのは水曜日だけだったけれど、毎日登校し、金曜日は夜バイトにも行けた。


今までなら、「お、もう大丈夫なのか?」なんて期待したりしたこともある。今の私は、期待もガッカリもしない。


週明けの月曜日、やっぱりバスには間に合わなかったけれど、登校して行った。少し表情が暗く見えたので、学校へ入っていく後ろ姿を眺めながら、休ませればよかったと少し後悔した。


そして今朝、相変わらず「起きる。学校行く。」とは言うものの、明らかに体が動かなそう。


昨日のこともあったので「行くかどうか、悩んでるの?行かなきゃいけないと思ってる?」と聞いたら、「うん。」と言うので、「悩むくらいなら、休めばいいよ。車で行けば間に合うギリギリまで待つけど、それまでに起きてこなかったら、お休みって連絡するね。」と伝え、放置。


今日は朝がゆっくりだった夫と少し話をした。なんと夫は「どうせ三年生にはなれんだろ。」と言う。私も本人の意思なら、いつでも学校はやめていいと思っているけれど、何とか登校しようとしている息子の姿、見えないのかな、と悲しくなった。けれど、夫くらいの気持ちでいた方が、息子に変なプレッシャーを与えずに済むのかもしれない、とも思う。


少ししてから見に行くと、しっかりお布団を被って気持ちよさそうに眠っていた。


これまでなら、学校を休んだ時は夜まで元気がないことが多かったけれど、今日はお昼すぎまでゆっくり眠り、午後にはすっかり復活。休ませてよかったと思った。