先日、ふらっと立ち寄った本屋さんで、うつ病から復活し、今は患者の支援をしているという人が書いた本を少しだけ立ち読みした。


冒頭に書いてあった。


「うつは自分で治せます。患者本人が、うつを治そうと思うことが大事です。」


なるほど、と思った。


うつ病が気の持ちようだとか、病気じゃないとか、そういう意味では無い。体の病気と同じように、治すためには患者本人が「治したい」という強い思いをもって治療をすることが大事だということだった。


そうだよね。親の私が一生懸命本を読んだり悩んだりしたって、息子が「元気になりたい」と思わなければどうしようもない。


では、私に出来ることはなんだろう。


とりあえず今思いつくことは、毎日ご飯を作り、笑顔でコミュニケーションをとり、息子が出したヘルプを見逃さずにすること、くらいだろうか。


そうは言っても、やっぱり息子の将来は気になるし、まずは目前に迫った来年度の学費を払うかどうか、モヤモヤと悩んでしまうのだけど。