時々


フィクション

作品世界は



ホントにあったことじゃないから・・

と切り捨てる人に会うけれど


その思考は
私は賛成できない




その思考は
まったく論理性がないと思う




我々はまだ

地球の人類としか
遭遇していない

作品世界も
同じ地球の生き物が
作ったものだ

どんなに頑張っても
人類の域をでない



人類が作ったフィクションは
所詮
人類の感覚で作られたものだ



作品世界のクリエイター達は
人間に響くものを作ろうとしていて

人間を洞察して
共感のある部分を作品にしなければ
誰も観てくれないことは
分かって作っている

そういう思考でなければ

そのクリエイターは
日の目を見ないだろう・・・



もうすぐ
鬼滅の刃
新シリーズが始まる

この数年で
一番ショックを受けたのは

煉󠄁獄さんだ



子供の頃
ドカベンの岩鬼が好きだった
三振しても何しても
全く気にしない
あの時代、男ならこうあるべし!!
というキャラだった



その後も作品世界の中の
大好きなキャラは
たくさんあった

救命病棟の進藤先生とか
SLAM DUNKの三井とか

自分の理想や後悔が入り混じって
憧れのキャラがたくさんあった



しかし

煉󠄁獄さんは

強烈だった



あんなに短い登場期間・・


炎を聴きながら

少し見るだけで



煉󠄁獄さんが好きだラブ

好き過ぎるラブ


そして
涙が出る・・



作品世界の中で
半世紀に一人しか
出ないキャラ



実在かどうかとか

ホントに意味ない



煉󠄁獄さんのことを考えると



自分の無能を知り

自分の半端を知り

そして

煉󠄁獄さんに憧れる自分の
価値観を知る・・・



鬼滅を作った人は

ホントに

すごいです・・