今朝、現場の配管工のおじさんがホテルの人と喋っているのを聞いていた
若い子は来ない・・・
働かない
働きたくない、というより
お金を欲しがっていない
そんな話をしていた
彼は私より多分、数年歳上だが
現場で唯一の配管工になってしまった・・
社会人になって34年が経つ
この34年
働かない
という選択肢はなかった
会社は次々と変えてきたが
働かない
という状態は
次の仕事が見つけるまでの時間だけだった
しかし、今の時代
アメリカ、日本に関わらず
働かない、という人がいることは
理解できる
理解を示すとは言ってないよ
働かないのは
環境
のせいだと思う
まず
食べ物のカロリーが高い
その上
食べ物が余っている
食べ物だけじゃなくて
生活に必要なものは作り過ぎて
余っている
多くを求めなければ
働かなくても
十分生活できる
5080問題
などと、マスコミは
人の人生の一部を切り取って
すごく大変なことのように書くが
働かない子を、親が面倒見て
その子は働かないで
50歳まで生きられた
ということだ
50歳まで生きたということは
それまでずっと
食べ物を食べ
水分を取って生きてきたんだよね?
それで財源が尽きて
子供が50歳で餓死したとしても
何が問題だというのだろう
そのまま80歳まで生きられないことが問題なのか!?
笑わせないで
親は
自分が子供だった頃
愛情を持って育てられ
教育も受けさせてもらい
結婚して子に恵まれて
自分の子の幸せを願う
この単純なサイクルにおいて
働くことは
資産家ではない人にとって
必要条件ではあるが
必要十分条件ではない
働くか働かないかは
自分が生きて
幸せでいられるかどうかの
十分条件には絶対にならない
働かなくてもいい環境がある限り
働かない人がいるのは
自然なことだ
どこも
人手不足で大変だが
働かなくてもいい環境が
どんどん広がっているのだ
働く喜び・楽しさを体験出来ないのは
可哀想に思うが
もう
無理強いしても
価値観を押し付けても
なんの意味もない
お金があれば
食べさせてあげればいい
お金が切れたら
子は死ぬが
もっと若くに死なれるより
ずっとマシ・・・
笑わせないで